38. 誤差逆伝播法の流れ
※学習が終了しネットワークを使用する段階では、手順4から7までの操作は行われないことに注意
① 初期値として、全ての重みを乱数によって -0.1~0.1 程度の範囲の小さな値に設定する。さらに、学習率 η
(0<η≦1) を設定する。
② 入力信号 x p i (1≦i ≦L 1) をネットワークに入力する。
③ 入力層から出力層に向けて、各ニューロンの出力を計算する。
④ 出力層の出力 out j
N と教師信号 y p j の誤差から、δj
N を計算する。具体的には、以下の式を計算する。
δj
n = -(y p j - out j
N ) out j
N (1 - out j
N )
⑤ ④で求めた、δj
N を使って、中間層の誤差信号 δj
n (n < N ) を計算する。具体的には、以下の式を計算する。
⑥ ④⑤で求めた δj
n を使って、以下の式のように重みを更新する。
⊿w j
n
i
n -1 = -η δj
n out j
n -1
⑦ 全パターンに対する2乗誤差 E が十分に小さくなったと判断したら、学習は終了する。
そうでなければ、全パターンについて手順2から手順6までの操作を繰り返す。
3. シグモイドニューロン:誤差逆伝播法
50. Simple RNN(Simple Recurrent Network(単純再帰型ネットワーク))
隠れ層が隠れ層自身に接続して、ある時点での状態
を次の状態の入力値として使うことができる。
適切に訓練さえされていれば、時間的な情報を受け
渡すことができる。
ある時点 t での入力値 xtと前回時点での状態 st-1 か
ら新しい st に状態が遷移する。
状態 st から出力値の yt が出力される。
Simple RNNは次のように定義することができる。
3. シグモイドニューロン:再起型ニューラルネットワーク
51. LSTM(Long short-term memory)
Simple RNNの問題点 => 理論上は上手くいくことが、現実ではかなり前の古い情報を考慮するよ
うには学習されなかった。勾配消失(局所解)の問題が原因。
LSTMは、従来のRNNセルでは長期依存が必要なタスクを学習することができなかった問題を解決し
たモデルで、長期的な依存関係を学習することのできる、RNNの特別な一種
「the clouds are in the sky,」
>skyを予測できる。
「 I grew up in France………………………... I speak fluent French. 」
>関連する情報との距離が遠くなるに従い、RNNは情報を
関連づけて学習することができなくなる。
3. シグモイドニューロン:再起型ニューラルネットワーク
108. 誤差逆伝播法の流れ
※学習が終了しネットワークを使用する段階では、手順4から7までの操作は行われないことに注意
① 初期値として、全ての重みを乱数によって -0.1~0.1 程度の範囲の小さな値に設定する。さらに、学習率 η
(0<η≦1) を設定する。
② 入力信号 x p i (1≦i ≦L 1) をネットワークに入力する。
③ 入力層から出力層に向けて、各ニューロンの出力を計算する。
④ 出力層の出力 out j
N と教師信号 y p j の誤差から、δj
N を計算する。具体的には、以下の式を計算する。
δj
n = -(y p j - out j
N ) out j
N (1 - out j
N )
⑤ ④で求めた、δj
N を使って、中間層の誤差信号 δj
n (n < N ) を計算する。具体的には、以下の式を計算する。
⑥ ④⑤で求めた δj
n を使って、以下の式のように重みを更新する。
⊿w j
n
i
n -1 = -η δj
n out j
n -1
⑦ 全パターンに対する2乗誤差 E が十分に小さくなったと判断したら、学習は終了する。
そうでなければ、全パターンについて手順2から手順6までの操作を繰り返す。
3. シグモイドニューロン:誤差逆伝播法
120. Simple RNN(Simple Recurrent Network(単純再帰型ネットワーク))
隠れ層が隠れ層自身に接続して、ある時点での状態
を次の状態の入力値として使うことができる。
適切に訓練さえされていれば、時間的な情報を受け
渡すことができる。
ある時点 t での入力値 xtと前回時点での状態 st-1 か
ら新しい st に状態が遷移する。
状態 st から出力値の yt が出力される。
Simple RNNは次のように定義することができる。
3. シグモイドニューロン:再起型ニューラルネットワーク
121. LSTM(Long short-term memory)
Simple RNNの問題点 => 理論上は上手くいくことが、現実ではかなり前の古い情報を考慮するよ
うには学習されなかった。勾配消失(局所解)の問題が原因。
LSTMは、従来のRNNセルでは長期依存が必要なタスクを学習することができなかった問題を解決し
たモデルで、長期的な依存関係を学習することのできる、RNNの特別な一種
「the clouds are in the sky,」
>skyを予測できる。
「 I grew up in France………………………... I speak fluent French. 」
>関連する情報との距離が遠くなるに従い、RNNは情報を
関連づけて学習することができなくなる。
3. シグモイドニューロン:再起型ニューラルネットワーク