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Similaire à (オープンデータ活用のための)アイディアソン・ハッカソンを成功させるには (20)
Plus de Masahiko Shoji (20)
(オープンデータ活用のための)アイディアソン・ハッカソンを成功させるには
- 6. ハッカソン限界説
• 時間
– 週末だけでできることは限られる
– マラソンというには短時間。むしろスプリント(短
距離走)
• 社会的効果
– 現実の社会課題を解決しただろうか?
– いつも同じようなアプリを作っている
– 市民・消費者向けの分かり易いものになりがち
• 経済効果
– 市場性のあるアプリを全然作っていない
– アドホックなチームでは本気のビジネスを作りにく
い
– そもそもスマホアプリが産業を作る可能性は低い
6
- 7. ハッカソンの意味
• 啓発・学習
– 社会課題やデータ、ツール
– 異なる立場の人との対話からの気付き (官・民、
業界、職種)
– 仕事から離れて自由な発想で課題に向き合う機会
– イノベーションのヒントを見つける
• 人間関係
– 後につながるネットワーキング
プロダクトよりもプロセスが重要
長期で捉える (例:ヘルシンキ)
7
- 8. 前後のプロセスを考える
• 社会課題設定+インキュ
ベーション
• OGDチューリッヒの教訓
1. OGDには政治的支援が必要
– 英国ODIはNESTA(科学・技
術・芸術基金)と組み2年で7
課題にチャレンジ
2. OGD作成と活用は違う
– 予算は約1.9億円(運営費含む)
4. OGDはコミュニケーション、コ
ミュニケーション、コミュニ
ケーション、コミュニケーショ
ン
– 課題設定、公開データの選定・
評価、コンテスト、インキュ
ベーション等を一連のプロセス
として設計
– 各段階が参加型
• ポストハッカソンプロセス
– 何度も改善
3. OGDは放置してても回るプロ
ジェクトではない
• ツイッター、ニューズレター、
ラウンドテーブル、リーフレッ
ト
5. OGDの効果は数字に現れるもの
だけではない
• 長期滞在型
– Code for America / XX
8
- 10. JCEJ×GLOCOM データジャーナリズム実践
データから社会問題を発見する(アイディアソン)
• 概要
– 日時:2012年7月28日
– 会場:国際大学GLOCOM
– 参加者:約40名
• プログラム
– 「オープンデータについて」
• 庄司昌彦/国際大学GLOCOM
– 「データジャーナリズムの最先
端(データジャーナリズムア
ワードの事例から)」
• 赤倉優蔵/ JCEJ
• 成果
テーマ
データから見るクラブとクラブ風営法問題
原発補助金漬けの自治体は脱原発について
いけるのか?
浪速の無灯火自転車をなくそう
東京都幸せ向上プロジェクト
電動アシスト自転車のデータ公開を!
復興予算は必要なところで 使われている
か~復興予算の流れを見せる~
知られざる保育所格差-貧困と子育て環境
の負のスパイラルいじめをなくそう!Hack Against Ijime
– Data Journalism Award への応
募を目指す
– 8つのアイディアを提案
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- 12. JCEJ×GLOCOM データ発掘キャンプ
テーマ:防災
• 概要
– 日時:2012年9月1日13-17時
– 会場:国際大学GLOCOM
– 参加者:26名
• プログラム
– クロストーク「防災とメディ
ア:防災のために何を伝える
か」
– ワーク「防災に役立つデータを
発見する」
テーマ
発掘件
数
一家に一枚!枚避難経路マップ
人の気持ちは冷める
6件
10件
災害による帰宅困難者支援のため
に
5件
台風をやり過ごすための防災情報
6件
災害弱者を助けよう
12件
合計
39件
• 成果
– 20人が2時間集中的に発掘
– 39種類のデータを発掘
– データポータルCKANに登録
筆者撮影 12
- 15. 成功させるためのポイント
• 場を作る
– 空間
• 備品、配置、色、音…
– 茶菓
• 栄養ドリンク、おやつ他
– 開発環境
• ネット環境、電源
• PC
– サポート体制
• 検索チーム
• 参加者の多様性
–
–
–
–
エンジニア
課題意識のある人
デザイナー
アナリスト・ジャーナリ
スト
– 事業モデルを考える人
– 人数に枠を設ける
– 役割を明示してもらう
• 対話の重視
– 事前アイディアソン
– 参加意識・満足度に影響
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- 16. 成功させるためのポイント
• 時間割
– チェックイン
• アイスブレイク
• 非日常な雰囲気を作る
– インプット
• 課題設定
• 使えるデータ・ツール等
• 次のステップ
– コンテスト応募などの目標
設定
– 次のアクションの宣言
– 連絡グループの作成
• メーリングリスト
• フェイスブックグループ
– アイディア出し
• 自分で考える
• 対話しながら考える(ワール
ドカフェ等)
• 仲間を見つける
– グループ形成
• この指とまれ形式
• オープンスペーステクノロ
ジー
– ワーク
• 記録
– 成果物の可視化と把握
• ブログ
• Googleドキュメント 等
• 参加者・登録データ等の数
– 記念
• 写真撮影など
• 時間を区切る
• 中間発表
• 偵察タイム
– アウトプットとシェア
• 発表フォーマット
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