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病院臨床で活用する行動分析学
Clinical Application of Behavior Analysis in the hospital
May 28, 2017
首 藤 祐 介 Shudo Yusuke
広島国際大学 心理学部
臨床心理士,専門行動療法士,博士(心理学)
Contents
行動分析学とは何か?
行動の機能を知る
心理療法の文脈と行動分析学
病院臨床で行動分析学を用いる
行動分析学とは何か?
行動分析学
B. F. Skinnerが創始した学問体系
教育,看護,介護,地域支援,リハビリテーショ
ン,企業など様々な領域で活用されている。
B. F. Skinner
(1904-1990)
行動分析学の特徴
研究の対象は行動それ自体である。
行動に関する全ての出来事を同一の理論的枠組み
とできるだけ少ない共通の原理で分析する。
行動の原因を,個体の内部ではなく,個体を取り
巻く過去及び現在の外的環境の中に求める。
(佐藤, 2001)
B. F. Skinner
(1904-1990)
心の働きを「個人の中」ではなく
「個人と環境の相互作用」として理解する
個人
Individual
環境
environment
相互作用
刺激
行動
相互作用
わかるように
教えてくれない
助けを求める
悩む
職場の
同僚
認知行動療法(主にBeckタイプ)
顕在的な行動に焦点を当てる行動療法から,思考
に焦点を当てることで発展した心理療法
様々な精神障害への有効性が確認されている
A. T. Beck
認知行動療法
(主にBeckタイプ)
行動分析的介入
精神障害に対する
エビデンス
豊富 蓄積の段階
介入の焦点 認知の内容
認知を含む行動
の機能
発展
精神障害に対する有効性を
追求することで発展
個人の問題に対する有効性
を追求することで発展
精神障害への適用に関する比較
第3世代の行動療法
行動療法・認知行動療法の伝統を受け継ぎ,マイ
ンドフルネス,クライエントとセラピストの関係
性,人生における価値といった新しい領域を含む
一群の心理療法
行動分析学の影響を受けた心理療法が多く含まれる
機能分析心理療法(FAP)
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)
弁証法的行動療法(DBT)
行動活性化療法(BA) etc.
第3世代
行動分析学
心理療法の文脈
ギ
ャ
ッ
プ
A
C
T
F
A
P
D
B
T
B
A
行動分析学
心理療法の文脈
本ワークショップの目的
行動の機能を知る
行動とは何か?
生きている有機体の活動
個人から環境への働きかけ
判断には死人テストが役立つ
「死人でもできることは行動ではない」
﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅
(詳細は杉山ら, 1998)
行動とは?
行動とは何か?
叩く,勉強するは公的な(他者が観察・関与でき
る)行動である
考える,感じるは私的な(他者が観察・関与でき
ない)行動である
叩かれる,声をかけられるは行動ではない
感じない,勉強しないは行動ではない
行動とは?
行動の過剰・過少
行動は次のような場合に問題となる
行動の生起頻度や強度が高すぎて問題(過剰)
行動の生起頻度や強度が低すぎて問題(過少)
全ての問題行動は行動の過剰か過少で考えられる
過剰か過少がわかれば,介入の方向性も決まる
行動とは?
憂うつで仕事に行けない
仕事に行く行動の頻度が過少
声が小さく話しかけても気がついてもらえない
話しかける行動の強度が過少
イライラしやすい性格なので喧嘩ばかりしている
喧嘩をする行動の頻度が過剰
注目を得るため,スタッフの肩を殴るように叩く
叩く行動の強度が過剰
行動の過剰・過少
行動とは?
行動の過剰・過少
行動の過剰は目立ちわかりやすいため,支援の対
象となりやすい
行動の過少は目立たずわかりにくいため,支援対
象として見逃されやすい
不適応的行動の過剰の背後に,適応的行動の過少
があることを見逃さない
行動とは?
行動の形態と機能
行動の重要な側面に形態と機能がある
形態(topography),行動の物理的形状
機能(Function),行動の環境に与える影響
行動の機能
行動の機能を理解する
行動が生起した文脈を知ることで機能を理解できる
文脈の理解とは,行動の前後で生じた環境の変化を
特定することである
機能を記述する上で随伴性ダイアグラム*が役立つ
行動の機能
行動の前 行動 行動の後
*三項随伴性(ABC分析)も同様に役立つ
Aさんはよくカッターナイフで
腕を傷つけます
Bさんはよくカッターナイフで
腕を傷つけます
• 大学受験のことをぐるぐると
考えています
• カッターナイフで腕を傷つけ
ました
• 血を見ているうちに考えが止ま
りました
• 両親が不仲で,今日も激しい
夫婦喧嘩をしています
• カッターナイフで腕を傷つけ
ました
• あわてて両親は夫婦喧嘩を中
断しました
行動の前 行動 行動の後
夫婦げんか
あり
夫婦げんか
なし
腕を
傷つける
行動の前 行動 行動の後
腕を
傷つける
考え事あり
血なし
考え事なし
血あり
行動随伴性
ある条件の下で、ある行動をすると、ある環境の変
化が起こるという,行動と環境との関係を行動随伴
性と呼ぶ。
行動はその結果によって制御される
行動随伴性
4つの行動随伴性
行動
正の強化
増えた
減った
なし→あり
あり→なし
強化
弱化
負の強化
正の弱化なし→あり
あり→なし 負の弱化
結果が
行動随伴性
4つの行動随伴性
次の質問で整理できる
行動は増えた(維持を含む)のか減ったのか?
増えた→強化,減った→弱化
刺激が現れた(なし→あり)のか,
消えた(あり→なし)のか?
現れた→正,消えた→負
行動随伴性
心理療法の文脈と行動分析学
行動分析的介入の2つの原則
個別の機能アセスメント(Idiographic,
Functional Assessment)
直接の適用(In-vivo application)
(Kanter et al., 2004)
2つの原則
原則1:個別の機能アセスメント
介入の対象となる個人の行動を明確にし
その行動を維持,強化する環境条件を特定する
その機能的関係に基づき介入の手続きを決定する
2つの原則
個人の
問題
診断
障害
介入
診断に基づく介入のプロセス
個人の
問題
介入
行動分析的介入のプロセス
原則2:直接の適用
個人の行動を直接観察し
随伴性に直接介入することが可能な時
介入は最も力を発揮する(強化の60秒ルール)
2つの原則
応用行動分析の発展
行動原理の人間行動への応用
発達障害関連の分野で研究と実践が盛んに行われ,
有効性が認められている。
たとえば,授業を妨害する児童が,課題に取り組
んだら注目・賞賛を与え,課題に取り組む行動を
強化する といった介入
D. M. Baer
(1931-2002)
直接観察,直接介入を
積極的に行ってきた分野
病院で働く典型的な心理臨床家
行動分析学の発展以前から確立されている「トーク
セラピー(Talk therapy)」のイメージ
限られた面接時間(15̃60分)
限られた活動範囲(面接室や病棟に限定される)
病院臨床
行動分析家が直面する問題
セッションの大部分を言葉のやり取りが占め,
「語られた問題=問題行動」ではない
問題行動が生じる場とセッションの場が異なる
セラピストが問題行動そのものに関与できない
言語報告に依存したケースフォーミュレーション
直接観察,直接介入が困難
病院臨床
臨床行動分析の登場
病院臨床で行動分析学を用いる
病院臨床で行動分析学を用いる
必要な工夫と技術
クライエントの主訴を行動に還元する
具体的な環境の変化を特定する
問題行動を観察する
問題行動に介入する
データを取る
クライエントの主訴を行動に還元する
問題を行動に還元する
機能アセスメントの実施には,行動を特定する必
要がある
ほとんどの場合,クライエントの主訴は行動とし
て語られない
﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅
従って,クライエントが語る主訴や問題を行動に
還元する必要がある
行動に還元
行動として理解する利点
行動として理解することで,クライエントとの共
通理解が容易になる。
具体的で有効な手続きを導入できる
行動が全く関与しない問題に介入はできない(が,
ほとんどの場合行動が関与する)
行動に還元
全ての主訴は行動に置き換えられる?
クライエントの問題は様々な形で表現されるが
ことで,具体的な介入が可能となる。
1)問題そのものを行動として理解する
2)問題に影響を与える行動を見つける
行動に還元
1)問題そのものを行動として理解する
 クライエントの問題のほとんどは,行動の過剰あ
るいは過少(欠如)として理解できる
自信がない
仕事に取り組む行動の過少,自己主張する行動の
過少 etc
人が苦手
他者を避ける行動の過剰,人と接する行動の欠
如 etc.
行動に還元
2)問題に影響を与える行動を見つける
 問題そのものが行動ではなくても,問題に影響を
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体重が重い
間食する行動の過剰,運動の過少 etc
眠れない
 夜間にベッドの外で行う活動の過剰,日中に
ベッドの外で行う活動の過少 etc.
行動に還元
行動
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皮膚炎
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肌の状態
家の状態
薬の適切な使用
肌のケア
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影響を
与える
環境
環境を
変える
行動
具体的な環境の変化を特定する
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行動の前
不安なし
行動
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行動の後
不安あり
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具体的な環境の変化を特定する
行動分析学は私的出来事(他者には観察・関与で
きない出来事)も扱う
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しかし,私的出来事は観察・操作が困難である
実用性の観点から,操作可能な公的出来事を特定
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環境の変化
講師の小さな工夫
随伴性ダイアグラムを書く際に,環境の変化の種
類を示すラベルをつける
例えば,物理,社会,生理,心理
物理:他者が関与しない環境の変化
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生理:感覚についての刺激や生理的変化
心理:情動や思考など
(公的)  物理←社会←→生理→心理 (私的)
環境の変化
• 洗浄強迫のクライエント
行動の前
不安あり
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行動の後
不安なし (心理)
汚れあり 汚れなし (物理)
『病気になる』
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『病気になる』
なし
(心理)
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「いい加減に
しなさい」
なし
「いい加減に
しなさい」
あり
(社会)
各環境と行動の関係を確認する
問題行動を観察する
問題行動を観察する
問題行動を専門家が直接観察し記録すべきだが,
心理療法の文脈では困難な場合もある
2)Cl本人あるいは協力者が観察する
3)モバイル機器等を使う
1)専門家が直接観察する
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問題行動に介入する
問題行動に介入する
観察同様に,問題行動が生じる場面で専門家が直接
介入することが理想だが,難しい場合もある。
2)面接室で現れる問題に関連した行動に介入する
3)より広範な機能を持つ行動に介入する
介入する
1)専門家が現場で直接介入する
1)専門家が現場で直接介入する
やはり,行動分析的介入において王道の方法
1. 問題行動が生じる場に専門家が行く
2. 面接室で問題行動が生じるよう環境を整える
専門家がいることでクライエントが安心して介入
を受けられる。
その場での臨機応変な対応が可能
介入する
2
2)問題に関連する行動に介入する
問題行動そのものではないが,問題行動に関連した
行動が生じる場合がある
生じた行動に直接介入する
問題に関連した行動の変化に伴い,問題行動そのも
のも変化する
機能分析心理療法が意識的に取り入れている
介入する
機能分析心理療法の考え方
セラピストークライエント関係の中で適切な行動を
獲得し不適切な行動を除去することを目的とする
日常生活で生じる問題行動と機能的に類似した行動
のうち,面接において生じるものを臨床関連行動
(CRB: Clinically relevant behavior)と呼ぶ
CRB 1:問題行動と機能的に類似した面接内の行動
CRB 2:セッション中に生じるクライエントの改善
CRB 3:問題に関するクライエントの解釈や言語陳述
R. J. Kohlenberg
面接室
実生活
職場,特に対人場面で
不安になり
適切に振る舞えない
自発的な会話,
アイコンタクトの乏しさ
CRB1
自分の状況や感情,
思考についての発言や
アイコンタクト
CRB2
うなづき,相槌,
肯定的コメントで強化
職場で適切に振る舞える
不安の改善
3)より広範な機能を持つ行動に介入する
問題行動が生じている文脈だけではなく,(面接室
を含む)より広い文脈で機能する行動を形成する
ACTの得意とする介入である
• 言語を「行動」として記述する(脱フュージョン)
• 嫌悪的な私的出来事を回避しない(アクセプタンス)
• 正の強化で維持する随伴性をルールとして記述す
る(価値) etc.
S. C. Hayes
家庭
「誰も私に興味がない」
思考へのとらわれ
職場
「私は役立たずだ」
思考へのとらわれ
面接室
「私はどうせ治らない」
思考へのとらわれ
思考から距離をとる行動
の獲得
思考へのとらわれ
思考へのとらわれ 思考へのとらわれ
どの行動をターゲットとするのか?
指針となるのは「提案された行動改善は,その個人
の生活体験をどこまで改善向上させるか(クーパー
ら, 2007)」である
「問題行動をなくす」から「個人のQOLを高める」へ
適応的行動を増やすことを常に考える。
問題行動と適応的行動が全く異なる随伴性によって
制御されていることも少なくない。
介入する
改善をデータで確認する
改善をデータで確認する
ターゲット行動のデータを継続的に収集する
データを取ることには次の利点がある
1)介入が不要であることに気が付ける
2)介入が有効ではないことに気が付ける
3)介入が有効であることを示せる
データ収集
1
1)介入が不要であることに気づく
緊急性の高い問題を除き,介入前にベースラインの
データを取る
ベースラインのデータを取ることで
1. 実はそれほど問題ではなかった
2. 問題だが自然に改善に向かっている
3. データを取ることによって改善に向かっている
ことに気が付ける
データ収集
2)介入が有効ではないことに気づく
介入が有効ではないことに素早く気づくことができる
それまでの情報を生かし,より有効な手続きを導入
することができる
無効な介入を続けてクライエントの時間や労力,金
銭的負担を無駄にすることを防げる
データ収集
3)介入が有効であることを示せる
介入が有効であることを示すことで実践・研究とし
ての価値が高まるが,それ以上に…
クライエントに介入が有効であったことを示せる
(再発の可能性の高い精神障害では重要)
セラピストとして,クライエントに対する説明責
任,社会的責任を果たすことになる
データ収集
セラピストとしての
誠実な態度
Take home massage
Take home massage
心理療法の文脈で行動分析学の実践を行うには工夫
が必要かもしれません
しかし,クライエントの行動の機能を知り,機能に
応じた介入をすることは,セラピーを人間味のある
ものにし,
セラピストがクライエントの健康と幸福により多く
の貢献をすることを可能にします
このワークショップが先生方の実践に少しでも役立
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メッセージ
ご清聴
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首藤 祐介
y-shudo@he.hirokoku-u.ac.jp

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