Contenu connexe
Similaire à 企業とお客様を幸せにする次世代デジタルコミュニケーションの考え方
Similaire à 企業とお客様を幸せにする次世代デジタルコミュニケーションの考え方 (20)
Plus de INFOBAHN.inc(株式会社インフォバーン)
Plus de INFOBAHN.inc(株式会社インフォバーン) (15)
企業とお客様を幸せにする次世代デジタルコミュニケーションの考え方
- 2. はじめに
講演者について
略歴など
2
Copyright 2011© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
はじめに
■講演者
株式会社インフォバーン
執行役員/京都支社長
井登友一 Yuichi Inobori
■略歴:
デザインコンサルティング会社にて、ユーザ中心発想によるマーケティングコミュニケーション領域の
コンサルティング事業に従事し、数多くのペルソナ開発案件を担当。
その後、株式会社インフォバーンに入社し、現在は企業とユーザ双方にとって幸せを生む最良のコミュニ
ケーションを、主にデジタル領域において設計・デザインする支援業務に注力中。
2011年6月1日に新規開設された京都支社の責任者を務める。
- 3. 今日お話したいこと 3
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 4. 今日お話したいこと 4
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 12. 12
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
「消費者を導き、会話をリードしているのは、
もはやマーケターではない」
「人々の耳を捉えるのは会話なのだ」
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
出典:グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略
Harvard Business School Press
- 13. 今日お話したいこと 13
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 22. 今日お話したいこと 22
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 30. 30
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
出典:The Inmates Are Running the Asylum - AlanCooper
邦訳「コンピュータは、むずかしすぎて使えない!」
- 31. 31
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
ゴムのユーザ
出典「The Inmates Are Running the Asylum - Alan Cooper」
- 37. エクスペリエンス・デザインのためのフレームワーク
37
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
●意味的なゴール
●行動面のゴール
●情緒面のゴール
ユ
ー
ザ
の
ゴ
ー
ル
(例
)
before
製品・サービスの
利用前
during
製品・サービスの
利用中
after
製品・サービスの
利用後
ユーザーの長期的ゴールとどのように関わるか?
ユーザーが具体的に達成したいことをどのようにサポートするか?
ユーザーがなりたい感情、気分にどのようになってもらうか?
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 44. エクスペリエンス・デザインのためのフレームワーク
44
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
●意味的なゴール
●行動面のゴール
●情緒面のゴール
ユ
ー
ザ
の
ゴ
ー
ル
(例
)
before
製品・サービスの
利用前
during
製品・サービスの
利用中
after
製品・サービスの
利用後
ユーザーの長期的ゴールとどのように関わるか?
ユーザーが具体的に達成したいことをどのようにサポートするか?
ユーザーがなりたい感情、気分にどのようになってもらうか?
1. ユーザのシナリオに点在する
「ニーズ」に応える本質的な方法を発想する
2. 点在する「ニーズ」の関係性に目を向ける
3. お客様の満足と、
自社のビジネスゴールを両立させる
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
- 56. 観察法
56
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
調査対象者の行動、状況を観察して一次データを収集する調査方法のこと
(例)
・民俗学者が、文化や行動様式が解明されていない部族と生活を共にすることで、一定の行動パターン
や特徴から、生活習慣や文化様式を見出すフィールドワーク
・店舗などの店頭で、陳列棚の商品に対する消費者の反応や、店内での行動パターンを見る
発見
(ファインディング)
経験少
経験多
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
- 58. 心理描画図法
58
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
調査テーマについて被験者が思い描いている世界観を知るために、雑誌の切抜などのビジュアル素材を
組み合わせたり、キーワードなどの文字を自由にレイアウトしたコラージュを被験者自身に作成してもらう
調査手法。
被験者自身も言葉にできない世界観や、背景にある心理要素など非言語的要素の発見につながる。
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
- 61. 今日お話したいこと 61
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 66. エクスペリエンス・デザインのためのフレームワーク
66
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
●意味的なゴール
●行動面のゴール
●情緒面のゴール
ユ
ー
ザ
の
ゴ
ー
ル
(例
)
before
製品・サービスの
利用前
during
製品・サービスの
利用中
after
製品・サービスの
利用後
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
ユーザーの長期的ゴールとどのように関わるか?
ユーザーが具体的に達成したいことをどのようにサポートするか?
ユーザーがなりたい感情、気分にどのようになってもらうか?
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 67. エクスペリエンス・デザインのためのフレームワーク
67
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
●意味的なゴール
●行動面のゴール
●情緒面のゴール
ユ
ー
ザ
の
ゴ
ー
ル
(例
)
before
製品・サービスの
利用前
during
製品・サービスの
利用中
after
製品・サービスの
利用後
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
ユーザーの長期的ゴールとどのように関わるか?
ユーザーが具体的に達成したいことをどのようにサポートするか?
ユーザーがなりたい感情、気分にどのようになってもらうか?
ユーザにとって理想的なシナリオ上に存在する、
「解決したいこと」
「あって欲しい状態」
を、ユーザの文脈に沿って解決するためのアイ
デアを発想する。
- 68. ユーザの経験軸に沿って創出されたアイデア
68
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
コミュニケーション
コンセプト
before
製品サービス
の利用前
「惹きつけられる」
during
製品サービス
の利用中
「享受する」
after
製品サービス
の利用後
「拡張する」
●情緒的側面
ユーザにどのような気持
ちになってもらうのか?
・詳細はわからないが興味はある
・既に使っているが不明な点、不
満な点がある
・使っていて快適
・新しい使い方を発見して驚く
・これからもA社のサービスや製
品を使い続けたい
・A社の新製品が楽しみ
●行動的側面
ユーザの行動をどのよう
にサポートするのか?
・資料が見やすい
・製品やサービスが自社にとって
魅力的
・製品サポートへの問い合わせに
対して迅速に答えてほしい
・製品やサービスの満足度調査な
どアフターサポートを充実する
●機能的側面
ユーザにどのような機能
を提供するか?
・Webサイト上でカタログがダウン
ロードできる
・関連製品の情報もWebサイトで
わかる
・Twitterで最新情報を取得でき
る
・Webサイトやアプリなどでオンラ
インマニュアルを充実する
・facebookにサポートコミュニティ
を設置する
・Webサイト上でアフターサポート
の窓口をわかりやすくする
・Twitterでのアフターわポートの
窓口を実施する
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 69. アイデアを具体的なマーケティングコミュニケーション施策に落としこむ
69
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
before
製品サービス
の利用前
「惹きつけられる」
during
製品サービス
の利用中
「享受する」
after
製品サービス
の利用後
「拡張する」
Social Media
→twitterやfacebook,
mixiなど
・facebookを使った事前問い合
わせ
・twitterを使った最新情報の発
信
・疑問や要望が出てきたさいにす
ぐにfacebookのコミュニティに問
い合わせされる
・製品やサービスについて語って
いるツイートをリツイートする。
・facebookのコミュニティに集まっ
た声を集約し、次回の製品・サー
ビス開発に利用する。
Mobile Media
→携帯電話、スマートフォ
ン、タブレットPCなど
・モバイルからの問い合わせ窓口
の明確化
・iPad用カタログの提供
・iPadなど電子カタログからの質
問を受け付け
・電子カタログの最適化、例えば
ユーザーごとのニーズに合わせた
カタログ生成など
Owned Media
→自社サイト
・問い合わせ窓口への入り口を
明確にする
・資料プリントの最適化
・リアルイベントへの誘導
・サイト経由での質問、問い合わ
せ対応の最適化
・Webサイトのアクセス解析
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 70. アイデアを具体的なマーケティングコミュニケーション施策に落としこむ
70
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
before
製品サービス
の利用前
「惹きつけられる」
during
製品サービス
の利用中
「享受する」
after
製品サービス
の利用後
「拡張する」
Social Media
→twitterやfacebook,
mixiなど
・facebookを使った事前問い合
わせ
・twitterを使った最新情報の発
信
・疑問や要望が出てきたさいにす
ぐにfacebookのコミュニティに問
い合わせされる
・製品やサービスについて語って
いるツイートをリツイートする。
・facebookのコミュニティに集まっ
た声を集約し、次回の製品・サー
ビス開発に利用する。
Mobile Media
→携帯電話、スマートフォ
ン、タブレットPCなど
・モバイルからの問い合わせ窓口
の明確化
・iPad用カタログの提供
・iPadなど電子カタログからの質
問を受け付け
・電子カタログの最適化、例えば
ユーザーごとのニーズに合わせた
カタログ生成など
Owned Media
→自社サイト
・問い合わせ窓口への入り口を
明確にする
・資料プリントの最適化
・リアルイベントへの誘導
・サイト経由での質問、問い合わ
せ対応の最適化
・Webサイトのアクセス解析
アイデア アイデアアイデア
アイデア アイデア
アイデア アイデア
アイデア アイデア
アイデア
アイデアアイデア
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 71. 各施策案が、ユーザの経験価値(シナリオ)上で関係性を持ったプログラムとなる
71
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
before
製品サービス
の利用前
「惹きつけられる」
during
製品サービス
の利用中
「享受する」
after
製品サービス
の利用後
「拡張する」
Social Media
→twitterやfacebook,
mixiなど
・facebookを使った事前問い合
わせ
・twitterを使った最新情報の発
信
・疑問や要望が出てきたさいにす
ぐにfacebookのコミュニティに問
い合わせされる
・製品やサービスについて語って
いるツイートをリツイートする。
・facebookのコミュニティに集まっ
た声を集約し、次回の製品・サー
ビス開発に利用する。
Mobile Media
→携帯電話、スマートフォ
ン、タブレットPCなど
・モバイルからの問い合わせ窓口
の明確化
・iPad用カタログの提供
・iPadなど電子カタログからの質
問を受け付け
・電子カタログの最適化、例えば
ユーザーごとのニーズに合わせた
カタログ生成など
Owned Media
→自社サイト
・問い合わせ窓口への入り口を
明確にする
・資料プリントの最適化
・リアルイベントへの誘導
・サイト経由での質問、問い合わ
せ対応の最適化
・Webサイトのアクセス解析
アイデア アイデアアイデア
アイデア アイデア
アイデア アイデア
アイデア アイデア
アイデア
アイデアアイデア
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
出典:株式会社大伸社開発のオリジナルフレームワーク
- 73. 73
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
“CPAだけに一喜一憂しない“マーケティングコ
ミュニケーションが設計・成果計測できる
指標 指標
1.評価指標の設定
想定したユーザーシナリオにおけるゴールに関するい
くつかの指標を抜き出し、評価用に設定する
2.アクセスログ解析
設定したユーザーゴールがどの程度達成されているのか、
定量的に評価する。
(例) 欧州ワイン専門家の
ブログ閲覧
推奨ワインの
商品詳細閲覧
他者評価コメント
のリンククリック
推奨ワインの
購入
指標 指標
ゴール
アクセスログ解析レポート(イメージ)
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
- 80. 80
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
つまり、「コミュニケーションデザイン」をひとことで言うと、
ユーザの期待を先回りして叶える、最適な
「情報の道」
を敷いていくこと
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
by:Lambroso
- 81. 81
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
自社メディア
ソリューションメディア
1994: 日本
におけるイン
ターネット黎
明期
1998: インター
ネット普及の時代
2003: マイメディア
の時代
2006: マイメディア
を利用したマーケ
ティングの時代
2009: 誰でもメ
ディア時代
僭越ながら弊社は自社メディア、ソリューションメディアのインキュベーションを
数多く行なってきました。
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
- 82. 今日お話したいこと 82
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
1. 企業とお客様の間に起きている大きなうねり
2. ユーザ中心のコミュニケーションデザインの重要性
3. 企業のシナリオからユーザのシナリオへ
4. 「情報の道」をどうデザインするか?
5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと
- 83. 5. これからの幸せなユーザとのコミュニケーションを実現するために大切なこと (まとめ) 83
Copyright 2013© INFOBAHN Inc. All rights reserved.
「主役はユーザ」
情報のイニシアティブは
ユーザにあり、
企業は選ばれる立場で
あることを自覚する
「たった一人と向き合う」
名無しの大勢ではなく、
顔の見える誰かを明確
に深く理解する
「言葉にできない声に耳
を澄ます」
ユーザの潜在的なニーズ
を理解し、応える方法を
考える
「情報の道」
ユーザの期待に先回りす
るコミュニケーション施策
を有機的に設計する
ユーザ