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簡単じゃない。だからこそ面白い
ソーシャル
スタートアップ
のススメ
第1部
2018年3月26日 バージョン1.0
■目次
はじめに 背景や前提
第1部 ソーシャルスタートアップの特徴
①価値観
②ビジョン
③ミッション
④戦略
⑤技術、知恵
第2部 ソーシャルスタートアップ始め方のポイント
・Why How Whatの関係
・Whyを明らかにしよう
①ビジョンを明らかにする
②動機を見つめる
・HOWの仮説1を定めよう
①構造を俯瞰する
②先輩たちに学ぶ
③使えるつよみをみつける
④機会を考える
⑤レバレッジポイントを見いだす。
⑥ミッションを決める
⑦事業のゴール(マイルストーンを定める)
・WHAT
① リーンスタートアップの使い方と留意点
② まず、最初の3人を誰からはじめるか?
③ かれらの困り事は?
④ 代替手段をさがり、研究する
⑤ 効果的なソリューションを考える
⑥ とりあえず、最小最速で仮説検証してみる。
・ ソリューションが泣いて喜ばせられるものになったら。
⑧ チャネルを検討する
⑨ KPIを開発する
⑩ UVPを意識しつつ(ほかと何が違う?)
⑪ 築いていくべき、つよみを描く(だれと組むか?
どう蓄積するか?)
⑫ コストの見積もりをたてる。
⑬ 必要なお金の集め方を考える
⑭ 資金提供者の仮説をたてる。
⑮ 彼らの困り事は?
⑯ 資金提供者むけの価値を考える。
⑰ 資金提供社むけの提案資料をつくる.
⑱ 資金提供者を乗り気にさせる。
⑲ ゴールまでの戦略を描き直す。
⑳ もっとも効果的な法人格を選ぶ
㉑ 法人を立ち上げる。
㉒ 事業としての実証実験期へ
第3部 上記を踏まえて立ち上げきに留意すべき点
①何度ももどる
②螺旋階段
③タイミングについて
④場所について
⑤チームについて
⑥資金調達について
⑦組織内外のコミュニケーションについて
すべての自分らしさが
創造力になる社会を
渡邉 賢太郎
おせっかい社かける COO(チーフ面白がるオフィサー)
SUSANOOプロデューサー
1982年、大分県別府市生まれ/兼業農家の三人兄弟の長男坊
/小中での書道教室を通じ余白のデザインを学ぶ/中高大とバ
レーボール部、チームワークの大切を学ぶ/留学生が半分の
APUに進学、日本の価値観がOne of them でしかないことを
知る/別府八湯温泉道 第123代温泉名人になる過程で地域
社会の抱える課題とまちづくりにのめり込む/大学二年の時に
休学し上京、ETIC.が提供するアントレプレナーシップイン
ターンプログラム(EIP)に参加、株式会社ラストリゾートで
法人営業を10ヶ月行う/山形の地域おこしNPOインターン
/北極圏グリーンランドでよさこい踊る/復学後、地元別府の
老若男女が繋がる場としての祭の立上げ/地元学/能の講義を
経て、余白の価値を再認識/卒業後、メガバンク系金融機関に
て個人富裕層や法人むけ資産運用アドバイザー/AFP取得/
リーマン・ショックを経て金融システムに疑問をもち退職/2
年間47カ国の世界旅へ、白砂漠の夜および、コロンビア強盗
事件にて生と死の境目の曖昧さに気づき、機械論的世界観の恩
恵と限界、多様性の価値などに気づく/2013年に帰国後、
NPO法人ETIC.に参画/ソーシャルスタートアップに特化した
創業支援プログラム「SUSANOO(スサノヲ)」プロジェクト
を立ち上げ、現在までプロデュースを行わせて頂いています。
■対象
「自分の経験と知識を活
かして、今よりもっと
誰かや社会のの役に立
つ仕事に取り組みたい」
と思っている方むけ
本資料は概略を掴んでいただくことを目的
としています。各項目の詳細は末尾の参考
文献を読む、または作者あてにFacebookに
て個別にお問い合わせください。^_^
はじめに
背景や前提
■序文 「社会を一つの生命体として見る」
2013年~16年のあいだ、冬になるとワタシは長い期間ずっと風邪をひいていた。鼻の奥の違和感からはじまるこの風邪は、喉全体の炎症につ
ながりやがて熱をともなってわたしの身体を機能不全にした。その度に、きまった病院へいき、薬をもらい、3日もたてば完治する。が、ひと冬に二
度三度ど、同じような風邪をくりかえしていた。なんとか風邪をひかずに済む方法を考えようと、こまめに水をのむ。少し高級なマスクを身につける
などを心がけるようにし、風邪をひく頻度を抑えることはできるようになった。しかし、引き続き油断をすると鼻の奥からやられていた。
そんな私に一年前、ある転機がおとずれた。ある方から「白砂糖を控えたら?」とアドバイズをもらい、騙されたとおもって実践をするようになっ
たのだ。白砂糖をとらずに二週間ほどたって、毎朝寝起きにはかならず絡んでいた痰がからんでいないことに気づいた。その夜、シュークリームを食
べてねると、翌朝はまた痰が絡んでいた。何度か繰り返して、過剰な砂糖をとると、体内の痰が絡み、それらが細菌の温床になりうることを感覚的に
つかむことができた。以来、いまのところ風邪をひかずに一年を過ごすことができているのは偶然ではないように思う。
さて、ワタシはこの至極個人的な経験から何に気づいたのだろうか?それは、対症療法と原因治療の違いである。たとえば、風邪
をひいているという現象に対して、病院にいき、薬を飲む、を繰り返していたのは対症療法だといえる。これは仕事をしている自分としては、とにか
く早く直さなければいけないときには有効な対策であったと思う。また、マスクをするなどの対応策も、予防策ではあったものの風邪をひくという現
象に対して、直線的、短絡的に対処するという意味ではやはり対処両方に近いアプローチであっただろう。一方(偶然ではあるが)私がとった白砂糖
を控えるというアプローチはわたしの体質そのものを改善し、風邪を引きにくい身体にしてしまった。これは原因治療と呼べると思う。このように
「風邪をひく」という現象に対して、本来私たちには様々な対応の選択肢があるが、しかし、多くの場合、現代の都市に生きる私たちは(置かれてい
る競争状況からか)短絡的かつ局所的な対処を行ってしまいガチではないだろうか?
わたしは、この5年間縁あって、社会起業家/ソーシャルビジネス/社会課題解決/ソーシャルインパクト/などといった言葉で表現される領域の
起業支援に携わってきた。上述したごく個人的な経験と、この五年間のごく社会的な経験の両者を重ねて、透かしてみたときに、私自身の身におこっ
ていることが、じつは、いま、広く日本社会全体にも起こっていることに気がついた。
つまり、日本社会全体としても対症療法ばかりにフォーカスしており、原因治療が行われず、
長期的な健康を損ないつつあることに気づいた。戦後の高度経済成長期に起こった公害対策をはじめ、阪神淡路大震
災、東日本大震災など度重なる困難が契機になり、日本には数多くの「社会性を最重視した事業体」が生まれてきていることはご承知の通りだ。だが、
それらは誤解を恐れずにいえば、緊急性が高かったためにいずれも対症療法として有効だったといえる。しかし、科学技術の発展により、社会は変化
の速度をあげ、ますます複雑に絡みあい、因果関係はカオスになってしまった。もはや、一つの出来事には数百もの原因が複雑に絡み合ってしまって
いる。にも、かかわらず、ワタシたちの社会課題に対する対策の多くは、根本の原因にはアプローチできておらず、いまなお対症療法の域をでていな
い。現実として、この国の社会には数多くの問題が山積し、人の心と身体の精神と自由が侵されつづけ、むしろ拡大しつづけていることは明白だ。
2020年のオリンピック後に失速すると言われている日本経済。2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者として地域社会を支える側
から、支えられる側に回ることで、社会全体の介護負担は桁違いになってしまう。さらにその先2045年前後にはシンギュラリティとよばれるAIが
人間の知能を超え、7割以上の仕事がとって変られる時代が控えている。その時、ワタシは65歳、子どもたちは親になっているはずだ。それらの時
代を心から笑って迎えるために、いま私たちはその場しのぎの対症療法だけでなく、社会構造(体質)
を根本から変革していくアプローチが必要ではないだろうか?
■この資料全体をとおして言いたいこと
ソーシャルスタートアップ(SSU)はめっちゃ
面白いからアナタもやってみませんか?
「ソーシャルスタートアップ」とは、2013年に
孫泰蔵さん✕ETIC.が議論を重ねてつくりだした言葉です。
「市場の失敗」に果敢
に挑み、高速仮説検証
により革新的なソ
リューションを具現化
し、短期間で急成長す
る取組や組織
by Taizo son
SUSANOO project
Co-founder
市場の失敗とは?重要だけどこれまでの利益重視の
やり方ではビジネスモデルを作りにくい。
市場の失敗領域
当事者にとっての重要な問題だが
当事者への課金は難しい
社会基盤型ビジネス市場
行政や大企業が担う
スモールビジネス
付加価値型のビジネス市場
ベンチャー・企業が担う
当事者がサービス提供時点で、その対価を支払える可能性
高い
当
事
者
に
と
っ
て
の
問
題
の
重
要
度
低い
低い高い
効果が現れるまで
に時間がかる領域
■虐待をうける子供
■貧困家庭の教育
■発達障害を抱える方
■捨てられた子供
経済的に困窮する
人達を支える領域
■避難民むけサービス
■独居の高齢者
■産後うつ
■薬物依存症の方々
問題が巨大すぎて
認知しづらい領域
■雇用の喪失
■防災意識が低い
■AEDがとどかない
■水インフラ老朽化
あくまで一例ですが、たとえば、
「市場の失敗」の背景にある構造は巨大で複雑
小田理一郎先生のチェンジエージェント社WEBより出典
思考・ループ図事例 社会編 アメリカ医療制度問題(2)
https://www.change-agent.jp/systemsthinking/casestudy_id000324.html
症状の背景にある社会構造のツボを見つけることで
対症療法だけでは難しい長期的な体質変化を起こす。
【難民ホームステイに取り組むWELgeeの例】
しかし、個々のプレイヤーが直線的・短絡的に
目の前の問題に対処するだけでは構造はわからない。
社会構造のツボをみつけるには、多様なプレイヤー
とともに全体を立体的に俯瞰する必要がある。
ということで、
ソーシャルスタートアップは
これまでの組織や分野の壁をこえ
多様な人々を巻込みながら
まだ誰も実現できていない社会課題を生み
出す構造そのものの変革にいどむ。
だから、面白い!
第一部
①ソーシャルスタートアップ起業家の
価値観と背景
※ あくまでも作者個人の見解として
人間は生態系の中
で単に“消費者”の
立場で生かされて
いるだけなのです。
宮脇 昭 先生
ナショナル・ジオグラフィック日本版
地球のいのち インタビューより
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/sp/inochi/message3
_2.shtml
ソーシャルスタートアップを立ち上げる起業家たちは
経済的なリターンよりも社会的なインパクトを優先する
(言っておくけど、お金を稼ぎたくないわけではない、笑。どちらを優先するかという話。)
利益
社会的
インパクト
彼らにとってお金は(大事だけど、あくまでも)道具であり目的でない。
だからこそ、とても儲かりそうにない初期段階で仮説検証に挑める。
イノベーター
アーリー
アダプター
アーリー
マジョリティ
顧
客
と
課
題
を
特
定
す
る
解
決
策
の
プ
ロ
ト
タ
イ
ピ
ン
グ
ソ
ー
シ
ャ
ル
モ
デ
ル
の
確
立
マ
ー
ケ
ッ
ト
創
造
市
場
の
確
立
レ
バ
レ
ッ
ジ
ポ
イ
ン
ト
を
特
定
す
る
背
景
に
あ
る
構
造
を
解
き
明
か
す
実
現
さ
れ
る
べ
き
未
来
を
描
く
誰も答えを知らない
試してみるしかない
※株主が多い企業は手を出しづらい
なぜ、彼らはそんな考え方をするのか? じ~っと観察してみたら
彼らは「社会を見つめる視野」が広いことに気がついた。
(かなり極端ですが)視野のちがいの喩え
証券マン時代のワタシの視野
(会社の売上、自分の成績、賞与額)
ソーシャルスタートアップ起業家の視野
(国や世界、過去から未来と俯瞰している)
視野の違いは、向きあう問いの違いをもたらす。
我が社の株価は?売上は?利益率は? 都市化は? 食料問題は? 文化の多様性は?
向き合う問いの違いが、価値観の違いをもたらす。
その選択は我が社の利益をより大きくするか? その選択は生態系全体を豊かにするか?
ちなみに、この視野の違いに優劣はない。
単に焦点を絞っているか、俯瞰しているかの違い。
イチ企業や業界にフォーカスを絞る。 より広く、長い範囲を俯瞰して捉えている。
大切なことは、上場企業や投資家とソーシャルスタートアップが
対話する場合、双方がこの違いがあることを意識すること。
※そうでないと、同じトピックについて話していても、会話がどんどんズレていきます。笑
イチ企業や業界に焦点をあてた場合
国や世界、50年後といった
より俯瞰した視野で考える場合
利益あがらなければ
存続できないよ?
こっちをビジネスにしたほう
が利益あがるよ?
そんなんじゃ遅いし、小さい。
投資回収できないよ?
収益性は不明だが、大事。
だからこそ私達がやる。
広い範囲でみてここをやるこ
とが最もインパクトあるか?
長い目でみて社会全体の
バランスを崩さないか?
収益
ビジネス
チャンス
投資対効果
より俯瞰してた視野でみてるからこそ
ソーシャルスタートアップは
自社の利益最大化ではなく
社会的インパクトの最大化を重視する
だから、面白い!
第1部
②ソーシャルスタートアップにとっての
VISION
ビジョンとは、創り出そうとしている未来像
いまや人間は生来の
「包括的な能力」を
復旧し、活用し、楽
しむように求められ
ているのだ。
バックミンスター・フラー博士
「宇宙船地球号操縦マニュアル」より
特徴①SSUのビジョンは手段を目的化しないための北極星。
金銭的なリターンが共通の目標としづらいSSUは、ともすると手段(稼ぐ
事業)が目的化しやすい。だからこそ「わたしたちは何を実現したいの
か?」を常に明らかにすることは、とても重要になります。
特徴②SSUのビジョンは、動画やストーリーで立体的に。
特定の症状を解決することだけでは社会的な投資を受けづらいことから、
そのサービスや製品を提供することが、関わるステークホルダー全体に
どのような影響をあたえるか?の全体像を示すことが必要になる。
局所的な思考のみで描く未来の一面 包括的な思考で描く多面的な未来像
特徴③SSUのビジョンは、多様な人々の対話から描かれる
その領域の専門家だけだと返って構造を立体的に捉えづらい。そこで多
様な分野の専門家や、単なるド素人の方も含めて、多様な個人が視点を
持ち寄ることで、本質があぶり出されることはよくある。これは楽しい。
特徴④SSUのビジョンは描く過程が仲間づくり。
SSUは大抵の場合、金銭的リターンという分かりやすい共通目的が設定
しづらい。だからこそビジョンを描く対話の過程は、個々人の価値観を
共有する赤裸々なプロセスになる。その結果、関係が深まりやすい。
特徴⑤SSUのビジョンは、巻き込むヒトの量を決める
某海賊の世界でもわかるように、夢の大きさはそのまま他人が関わる余
白の量を決める。金銭的なリターンが期待できないSSUだからこそ、協
力者からは関わる余白があるかを見られている。
ケーキ屋さんに
なりたい!
応援するわ! 学校つくり
たいねん!
なにそれ
オモロ!
個人の夢には「応援する」としか言いようがない 一人の力では実現できない夢には関わる余白がある
ソーシャルスタートアップは
多様な人々との対話から未来像を見い
だし、その過程で仲間をふやす
だから、面白い!
④
ソーシャルスタートアップの特徴
Missionについて
非営利組織には収益
という評価基準がな
いからこそマネジメ
ントが必要になる。
大事なことは使命と
活動を明確に定義し、
継続的に評価してい
くことだ。
P・F・ドラッガー
はじめに
「ミッション」とは?
正しい行動をもたらすもの
「ミッションの三本柱」
①機会すなわちニーズはなにか?
②わたし達の強みにあってるか?
③心底価値を感じているか?
「非営利組織の経営」 P・F・ドラッカー参照
①SSUは「社会課題」を「機会」にかえる。
SSUは対症療法的な発想に囚われず、背景で起こっている構造を捉え、
その負の側面だけでなく、そこに潜む正の側面も明らかにすることで、
単にマイナスを0にする課題解決でなく、機会に変える。
空き家がふえるという現象(8件に1件が空き家)
※このあたりの発想法など、詳しくは後日別スライドで
「課題」と捉えると
空き家が増えることを単に問題として捉えると
災害時危ないし、犯罪の温床にもなりかねないので
「機会」と捉えると
正の面(スペースが増える)にしつつ
外国の方が日本で泊まる所がないって聞いたので
②SSUは他社の「つよみ」すら、活用する発想が可能。
SSUは一方で、社会課題解決という公共性をもつからこそ、そもそも他
社と競争する必要は(それほど)ない。それゆえ、強みを他社から借り
るという発想ができ、自ずとプロデューサー的な立ち位置にたてる。
「つよみ」を考えるうえでの違い
他社と比べて
我が社のつよみ
はなんだろう?
誰の強みを活かせば、
うまくいくかな?
株主利益を重視する場合
自社の利益最大化が目的になるので
SSUの場合
ビジョンの実現が目的なので
③心底価値を感じるか?を明確にする対話が意識合わせになる
初期段階でミッションを曖昧にしたままほうっておくと、事業が具体的
になった段階で共同創業者の意見が別れることがよくある。正解を出す
ことを目標にするというよりも、具体的に話をすることに意味がある。
ミッション仮説をつくるうえで、言葉を
曖昧なままにすると
互いに議論が深まらず、あとあと厄介
明確にしようとすると
具体的な価値観や戦略のすり合わせに
人を笑顔にする
場をつくる!
まあ、
そうだね。 留学生むけと日
本の学生むけと
は結構違うよね
私は日本の学生
むけのイメージ
だったんだけど。
SSUは
課題を機会として捉えて
他者の強みも味方にかえられる
だから、面白い!
第一部
④ソーシャルスタートアップの特徴
戦略について
今や社会そのもの、
さらには社会活動、
社会問題のすべてが
あまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」
があらゆる問題に通用
するはずがない。
答えは複数ある。
そのうちかなり正しい
といえるものさえない。
P・F・ドラッガー
①経済価値最大化が目的の場合、上場などが主戦略になる
株式会社が事業成長のために、出資をうけた場合、株式市場への上場などEXITを通じて
会社株価の値上がり益を投資家に還元することは主目的になりやすい。
※もちろん、この仕組があるからこそ、失敗確立の高いスタートアップがチャレンジできる。
Source https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Startup_financing_cycle.svg Author Kmuehmel,VC20
②SSUはインパクト創出が目的なので戦略の選択肢はより多様
一方で、SSUの目的は社会的に良い影響をより早く多くだすことであり、そのために
自社として最適な方法を考える。必ずしも自社規模が大きくなればよいとは限らない。
※各詳細も後日別スライドでまとめるつもりです。
戦略の選択肢は少なくとも8つ以上ある
タイプ1 自社事業拡大型
①上場して資金調達し、信用力を高めて拡大(リタリコ)
②大企業に事業売却して継続、拡大(大地を守る会)
タイプ2 担い手育成強化型
③資格認証や会員制度をつくって担い手を育成(マドレボニータ)
④先進モデルをつくって複製させる(オンパク、グリーンスクール)
タイプ3 当事者&支援者マッチング型
⑤啓蒙・チャリティ運動の展開(ユニセフ、アイスバケツチャレンジ)
⑥マッチング機会の提供(クラウドファンディングサイト)
タイプ4 新ルール創造型
⑦オープンソースプラットフォームの構築(Sinsai.info)
⑧ロビイングによる行政制度化(フローレンス駒崎さん保育士試験2回に)
③SSUの戦略は多様ゆえに、法人格、資金調達の選択肢も多様。
市場から資金調達して素早く拡大する場合は株式会社を選ぶ必要がある。一方で、
寄付や助成金を活用した方が早そうな場合は非営利法人を選ぶなど、戦略ごとに多様
な選択肢がある。調査や仮説検証をふまえて戦略的に選んでいく。
全国各地に街づくりプロ
デューサーを増やす
■現状と背景
対象地域が広範囲の分布、やる
気のある人は多い、ノウハウが
可視化・共有されていない、地
域ごとの特性がつよい。
■有効そうな戦略仮説
地域プロデューサーという
資格制度づくり
■法人格の選択肢
NPO?一般社団?
子育てを支援し虐待を
未然に防止する
■現状と背景
都市部に密度高い、親は顔がみ
える他人に相談をしづらい、瞬
間的に感情的に発生しやすい、
若い世代がおおい
■有効そうな戦略仮説
アプリケーションを開発して自
社サービスとして展開
■法人格
一般社団?株式会社?
難病を抱える人々と医師
に適切な情報共有を
■現状と背景
特定の疾患をかかえる患者数は
100~1万と多くはない、一
方で難病患者という括りでいれ
ば100万人以上がいる
■有効そうな戦略仮説
難病治療や症状に関する情報を
一元化するサイトを構築
■法人格
NPO?一般社団?株式会社?
ミッションから戦略仮説と法人格選択の考え方の例
SSUは
より戦略の選択肢が多様で、
自らデザインできる余白がある
だから、面白い!
第一部
⑤ソーシャルスタートアップの特徴
求められる知識について
①SSUは「革新的なサービス」と「お金の持続可能な流れ」
の二つのチャレンジを(ほぼ)同時にすすめる必要がある。
これまでのやり方では根本的な解決ができない問題に効果的なサービスモデルの構築と
ともに、それを持続可能にするお金の流れのモデルも同時につくらなきゃならない。
SSU
②両方を調和させるソーシャルモデルをつくる必要がある。
サービス提供、それによるインパクトの可視化、それをもって投資家や寄付者などに
資金提供を促す、その資金を使い切らないうちに、サービス自体を改善、展開する。
この仕組みが自発的に、調整、強化をしながら発展するものにしていく。
Social
model
service
Data
Account
Money
Resource
Happy
Knowledge
③2つの面を立体的に統合するために、SSUはより多彩な
技術や知識を用いることを求められる。
価値を提供した相手に、対価を支払ってもらうシンプルな仕組みは力強いが平面的
SSUがつくるソーシャルモデルは立体的。変数が多く、最適な解を導くのが難しい。
SSUならではの向きあう問いとは?
・ (お金は求心力にできないのに)
どうやって優秀なスタッフを集める?
・どうやって数値化しづらい成果をはかるか?
・どうやって多様なスタッフと対話、共有するか?
・どうやってレバレッジポイントをみつけるか?
④例えば、レバレッジポイントを見いだすために
システムシンキングを用いたり。
単に問題を抑えるだけでなく、根本的な体質改善を目指すため、問題現象の背後にど
んな人やコトがどう関わり合っているのかを見つめるためシステムシンキングを用いる。
小田理一郎先生のチェンジエージェント社WEBより出典 思考・ループ図事例 社会編 アメリカ医療制度問題(2)
https://www.change-agent.jp/systemsthinking/casestudy_id000324.html
SSUは同時に二つのゲームに勝たなけ
ればならない、だからこそより多くの
要因を考慮しなければならないので、
持続的なモデルを構築するのに、より
高度な創造力が求められる
だから、面白い!
ソーシャルスタートアップは
SSUは、これまでの組織や分野の壁をこえ、多様な人々を巻込みながら、まだ誰も実現できて
いない社会課題を生み出す構造そのものの変革にいどむ。
SSUは、より俯瞰した視野でみてるからこそ、自社の利益最大化ではなく
社会的インパクトの最大化を重視する。
SSUは多様な人々との対話から未来像を見いだし、その過程で仲間をふやす。
SSUは、課題を機会として捉えて他者の強みも味方にかえられる。
SSUは、より戦略の選択肢が多様で、自らデザインできる余白がある。
SSUは、同時に二つのゲームに勝たなければならない。だからこそより多くの要因を
考慮しなければならないので、持続的なモデルを構築するのにより高度な創造力が求められる。
だから、面白い!
第3部では「では具体的にどうやってSSUを始めるの?」
について下記のSSU全体像を用いつつ、まとめていきます。
水
面
上
海
中
奥
底
ほ
ど
意
識
さ
れ
づ
ら
い
が
影
響
度
大
WHAT
アウター
社会や顧客に見える
WHAT
ヒト
組織体制は?
意思決定フローは?
モノ
オフィス、拠点は?
備品管理は?
カネ
価格設定は?
資金管理は?
情報
データベースは?
社内共有方法は?
下着
協力者/スタッフには見える
WHAT
肌
協力者/スタッフには見える
HOW
筋肉
共同経営メンバーに見える
WHY
心
自分自身も気づきづらい
自らの世界観
(フィルターとして作用)
体幹
他人には見えづらい
WHY
法人格/ 製品・サービス・WEB・パンフデザイン/団体名 /タグライン /イベントや企画
①インパクトについてのリーンキャンバス
(対、顧客(当事者)
②持続可能な仕組みのためのリーンキャンバス
(対、資金提供者)
どんな戦略でいくのか?
自社を拡大/ 売却して拡大/ 制度化/ オープンソース化/ 担い手育成/
行動への意志(アントレプレナーシップの発現)
ビジョン(実現したい未来像と問題(ギャップ)への気付き)
感情
出来事の解釈(認知する、意味づける)
ぜひ
読んで
ほしい!
今回のスライド関連参考文献
ソーシャルスタートアップについ
てお話をする機会がおおくなるな
かで
あらためて「お金」に対してどの
ように考えればいいのか?と聞か
れることが多くなってきたのでこ
のスライドをつくりました。
参考文献
■ 「複雑系の知」田坂広志先生
機械論→生命論へのパラダイム・シフトの必要性を説く必読書。
■「出現する未来」ピーター・センゲ博士ほか
生命論的な世界観を限りなくロジカルに説明している名著。
■「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」小田理一郎先生ほか
https://www.change-agent.jp/systemsthinking/
システム思考についてこれほどわかりやすく、学べる本はない!
■ 「バンド組むみたいに起業しようぜ」孫泰蔵さんのインタビュー
ベンチャー通信http://v-tsushin.jp/interview/movidainc/2/ほか多数
成功するためにチャレンジする、のではなく、
チャレンジすることが尊く、面白いこと伝えてくれる珠玉名言が数々。
ソーシャルスタートアップについ
てお話をする機会がおおくなるな
かで
あらためて「お金」に対してどの
ように考えればいいのか?と聞か
れることが多くなってきたのでこ
のスライドをつくりました。
参考文献
■ 「社会的共通資本」宇沢弘文先生
とくに日本社会が戦後資本主義システムのなかでどのような影響をうけて、現在に至っ
ているかをわかりやすく解説してくれている。名著!とくに農家の倅は必見かと。
■「鈴木大拙の言葉ー世界人としての日本人」 大熊玄先生
禅の思想を西洋につたえてきた鈴木大拙先生の教えを、中学生にでも理解できるようわ
かりやすく解説してくれています。ぜひ!
■「植物と人間 生物社会のバランス」宮脇昭先生
森は多様な植物で構成されている。人間はその生態系に消費者として寄生しながら生か
されている。森に向き合い続ける手触り感のある言葉の数々。生理的最適域、生態的生
育域の考え方など、コミュニティマネージャーは必見!
■ 「宇宙船地球号 操縦マニュアル」 バックミンスター・フラー著
いわずもがな、歴史的な名著。専門分化することによって人類が手放してきた包括的な視点の重要性もよ
くわかる。すべてのソーシャルスタートアップの取組の根幹にある哲学ともいえる必読の一冊だと思う。
■「手ごわい問題は、対話で解決する」 アダム・カヘン
南アフリカやコロンビアはじめ世界各地の紛争地帯において対立関係に合った政敵や異民族の共通のビ
ジョンを描くための対話をコーディネートしてきたファシリテーターの実体験を踏まえた話。かなりレベ
ル高い話だが、多様なステークホルダーとの対話にあたっての実践的なノウハウも。
ソーシャルスタートアップについ
てお話をする機会がおおくなるな
かで
あらためて「お金」に対してどの
ように考えればいいのか?と聞か
れることが多くなってきたのでこ
のスライドをつくりました。
■ 「非営利組織」ピーター・F・ドラッカー博士
これも、いわずもがな。非営利組織の可能性と、その経営の難しさをいち早く、かつ明確に指摘されてい
る。もう、ソーシャルスタートアップに限らず、ソーシャルビジネスやNPO立ち上げなどをやる人は正直、
絶対読んでおいたほうがいいと思います。笑
■ What’s your end game?
Stanford SOCIAL INNOVATION Review
営利を目的としない組織は「どうやったらスケールすんの?」という
問いに答えようばかりすると「道を誤るよね」と明確に指摘している。
■氷山モデルについて
小田理一郎先生 チェンジエージャントさんWEB
https://www.change-agent.jp/keywords/000933.html

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