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医薬品情報提供とEBM
名郷直樹
自己紹介
 1986年 自治医大卒
 同年 名古屋第二赤十字病院研修医
 1988年 作手村国保診療所
 1992年 自治医大地域医療学
 1995年 作手村国保診療所
 2003年 社団法人地域医療振興協会
 2006年 東京北社会保険病院臨床研修センター
 2011年 武蔵国分寺公園クリニック
 専門領域 医者
今日の内容
 医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン
 ネガティブな情報の取り扱い
 PPIと死亡、胃がんを例に
 EBMの5つのステップ
 PubMed検索
 観察研究を歩きながら読む
 介入研究を歩きながら読む
 ガイドラインに沿ってネガティブな情報をどう届けるか
医療用医薬品の販売情報提供活動に
関するガイドライン
 販売情報提供活動においては、証拠が残りにくい行為
(口頭説明等)、明確な虚偽誇大とまではいえないもの
の不適正使用を助長すると考えられる行為、企業側の
関与が直ちに判別しにくく広告該当性の判断が難しいも
の(研究論文等)を提供する行為等が行われ、医療用医
薬品の適正使用に影響を及ぼす場合がある。本ガイドラ
インは、医薬品製造販売業者等が医療用医薬品の販売
情報提供活動において行う広告又は広告に類する行為
を適正化することにより、医療用医薬品の適正使用を確
保し、もって保健衛生の向上を図ることを目的とする。
次に掲げる行為をしないこと
 ① 虚偽若しくは誇大な表現又は誤認を誘発させるような表現の使
用その他広告規制において禁じられている行為をすること。
 ② 承認された効能・効果、用法・用量等以外の使用方法を推奨す
ること。なお、外国において承認等を得ている場合であっても同様
であること。
 ③ 科学的又は客観的な根拠なく恣意的に、特定の医療用医薬品
の処方、使用等に誘引すること。
 ④ 他社製品を誹謗、中傷すること等により、自社製品を優れたも
のと訴えること。
 ⑤ 疾患の罹患や疾病の症状を過度に強調し、不安を煽ること。
 ⑥ 一般人向けの疾患啓発において、医療用医薬品による治療(診
断及び予防を含む。以下同じ。)のみを推奨するなど、医療用医薬
品による治療以外に治療の手段がないかのように誤認させること。
 ⑦ その他医療用医薬品の不適正使用又は誤使用を誘発させるお
それのある表現を行うこと。
積極的に次に掲げる行為をすること
 ① 試験研究の結果に加えてその試験方法も示すなど、
正確な理解を促すために必要な情報を提供すること。
 ② 比較試験では、優越性試験、非劣性試験等の試験の
設計及びそれに基づく結果を正確に明示すること。また、
優位性を示せなかったことなど、医療用医薬品の品質・
有効性・安全性に関し、ネガティブな情報についても提
供すること。
 ③ 厚生労働省や独立行政法人医薬品医療機器総合機
構(以下「PMDA」という。)から要求された事項(副作用
の発生率の調査等)に関する情報を提供すること。
私が気になるところ
 他社製品の誹謗中傷を禁じ
 ネガティブな情報も提供を要求
 ネガティブな情報は自社からしか提供されない?
 それは隠蔽を促進するのでは?
メーカー主催の講演会:応諾書
 応諾書に以下の項目
 他社製品の誹謗、中傷をしないこと
 適応外使用についての内容を含まないこと
 発表内容についてチェックを受けること
 上記にサインが必要
 自由な発表を支援しないのがコンプライアンス?
 他社製品との比較データはご法度?
 発表者の内容がメーカーにチェックされる?
 あり得ないと思います
PPIにまつわるネガティブな情報
自社とか他社とか関係なく
EBMの5つのステップ
1. 問題の定式化
2. 問題についての情報収集
3. 得られた情報の批判的吟味
4. 情報の患者への適用
5. 1-4のステップの評価
EBMの5つのステップ
1. 問題の定式化
2. 問題についての情報収集
3. 得られた情報の批判的吟味
4. 情報の患者への適用
5. 1-4のステップの評価
Step1.問題の定式化
 Patient:どんな患者に
 Exposure:どのような治療、検査をしたら
 Comparison:どんな治療、検査と比べ
 Outcome:どうなるか
EBMの5つのステップ
1. 問題の定式化
2. 問題についての情報収集
3. 得られた情報の批判的吟味
4. 情報の患者への適用
5. 1-4のステップの評価
EvideceAlerts
 BMJ Group and McMaster University's Health
Information Research Unit
 これにDynaMedが参加
 120以上のジャーナル
 臨床への切実性、関心の高さで3人以上が評価
 関心領域の論文をメールで通知
 登録無料
 https://plus.mcmaster.ca/EvidenceAlerts/Default.aspx
提供された論文の一例
観察研究とそのメタ分析
観察研究の批判的吟味を中心に
PPIと死亡:コホート研究
 Xie Y, Bowe B, Yan Y, et al.
 Estimates of all cause mortality and cause specific
mortality associated with proton pump inhibitors
among US veterans: cohort study.
 BMJ. 2019 May 29;365:l1580. doi:
10.1136/bmj.l1580.
 PMID: 31147311
まず読んでみる
 まず3分間で論文を読んでみましょう
 隣同士読んだ内容について確認しましょう
EBMの5つのステップ
1. 問題の定式化
2. 問題についての情報収集
3. 得られた情報の批判的吟味
4. 情報の患者への適用
5. 1-4のステップの評価
3つの批判的吟味
 研究方法は妥当か
 結果は何か
 患者に役立つか
研究方法は妥当か
観察研究の批判的吟味
観察研究の研究デザイン
 横断研究
 症例対照研究
 コホート研究
観察研究の基本要素
 曝露因子
 交絡因子
 アウトカム
 曝露因子とアウトカムの関係を交絡因子を補正して検討する
研究
 時間軸の有無
 研究の向き
横断研究
 何がおきているか?
アウトカム発症
発症なし
曝露因子あり
曝露因子なし
曝露因子あり
曝露因子なし
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症例対照研究
 過去に何があったか?
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アウトカム発症
発症なし
曝露因子あり
曝露因子なし
曝露因子あり
曝露因子なし
コホート研究
 これから何がおこるか?
研究開始 アウトカムの評価
アウトカム発症
発症なし
発症なし
アウトカム発症
曝露因子あり
曝露因子なし
研究デザイン鑑別法
コホート研究
症例対照研究
コホート内
症例対照研究
後ろ向きコホート研究
研
究
の
方
向
前
向
き
後
ろ
向
き
曝
露
因
子
の
調
査
新
規
に
調
査
過
去
の
コ
ホ
ー
ト一時点
横断研究
観察研究を歩きながら読む
 論文のPECOは何か
 研究デザインは何か
 横断研究か
 症例対照研究か
 コホート研究か
歩きながら論文を読む:コホート研究編
 P: 酸抑制剤を新規に内服した患者
 E: プロトンポンプ阻害薬(PPI)
 C: H2ブロッカー
 O: 総死亡、原因別死亡
 コホート研究
使用された薬剤
 PPI
 ラベプラゾール(パリエット)
 オメプラゾール(オメプラール)
 H2ブロッカー
 ラニチジン(ザンタック)
コホート研究の批判的吟味
 第一のガイド
 対象の選び方は適切か、追跡は完全か
 アウトカムが独立して評価されているか
 重要な交絡因子が補正されているか
 第二のガイド
 時間関連性は成り立つか
 量反応関係はあるか
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 第一のガイド
 対象の選び方は適切か、追跡は完全か
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 アウトカムが独立して評価されているか
 ハードエンドポイントでバイアスの余地は少ない
 重要な交絡因子が補正されているか
 プロペンシティスコアマッチング
 第二のガイド
 時間関連性は成り立つか
 コホート研究でOK
 量反応関係はあるか
 後述
プロペンシティスコアマッチング
 交絡因子調整の方法
 解析前に両群の背景をそろえる
 検討対象となる治療がなされる確率を背景となる変数か
ら計算し、その確率が同じとなる対照群を選ぶ
 未知の交絡因子の調整はできない
結果は何か
指標と95%信頼区間
RRとNNTでの治療効果の評価例
 各群での脳卒中の発生率(例)
治療群 3/1000 プラセボ群 5/1000
治療群 30/100 プラセボ群 50 /100
 RRはどちらも 0.6
 NNTは 500と5
練習問題
 介入群での心筋梗塞の発症 20%
 プラセボ群での発症 30%
 RRとNNTを計算してみましょう
 RR=0.2/0.3=0.67
 RRR(相対危険減少)=1-RR=0.33
 NNT=1/(0.3-0.2)=10
 それでは隣同士組になって、2題ずつ例題を出し合って
見ましょう
統計学的な有効性の判定
 相対危険 0.6 (0.34-0.72)
 相対危険減少 40% (28-66) p=0.01
 治療効果の判定のための2つの目安
 推定
 母集団における真の値が95%の確率で存在する範囲
 検定
 危険率が有意水準より小さければ統計学的にも有意な差
 通常有意水準を0.05に設定
信頼区間
 研究結果は一部の対象からのデータ
 一部のデータから全体を類推する
 世の中の糖尿病患者全体で検討したらどれくらいの範囲に収
まるか
 95%の確率で収まる範囲
 95%信頼区間
 有意水準0.05に対応する
 母集団における真の値を類推する
標本から母集団を類推する
母集団
標本 36%減少
15-50%減少
区間推定
危険率(p値)
 まぐれで勝った可能性
 優れていない薬も、まぐれでプラセボに勝つ
 まぐれで勝った可能性が小さいとき、本当に勝ったと判定
 難しくいうと
 危険率が有意水準より小さいため、帰無仮説を棄却し、差があ
ると判定
危険率0.05の直感的理解
 中日と巨人とどちらが強いか?
 帰無仮説:中日と巨人は強さに差はない
 勝つ確率はどちらも1/2
 中日が巨人に3連勝した! (1/2)3=1/8=0.125
 中日が巨人に4連勝した (1/2)4=1/16=0.0625
 中日が巨人に5連勝した (1/2)5=1/32=0.03125
 5連勝すれば中日が強いといっていいだろう
 (危険率0.05未満、片側検定)
 6連勝すれば中日が強いといっていいだろう
 (危険率0.05未満、両側検定)
危険率と信頼区間:読み方のまとめ
 Pの見方
 0.05未満なら有意差あり
 95%信頼区間の見方
 上限・下限のチェック
 有意な差あり→「有効」ではない
 有意な差なし→「無効」ではない
結果
 急性腎障害 HR 1.20 (1.05-1.38)
 死亡に関連する搬送 HR 0.96 (0.46-2.44)
 消化性潰瘍関連死 HR 0.47 (0.12-1.99)
死亡と、死亡原因別
 総死亡 HR 1.17 (1.10-1.24)
 循環器疾患死亡 HR 1.19 (1.07-1.33)
 がん死亡 HR 1.18 (1.03-1.35)
量反応関係
 曝露期間が長いほどリスクが上昇する
もうひとつのコホート研究
 Cheung KS, Chan EW, Wong AYS, et al.
 Long-term proton pump inhibitors and risk of gastric
cancer development after treatment for Helicobacter
pylori: a population-based study.
 Gut. 2018 Jan;67(1):28-35.
 PMID: 29089382.
歩きながら論文を読む:コホート研究編
 P: ヘリコバクターピロリ除菌後の患者
 E: プロトンポンプ阻害薬(PPI)
 C: 投与なし(H2ブロッカーを含む)
 O: 胃がん
 コホート研究
 プロペンシティスコアマッチング
結果
 HR 2.44 (1.42-4.20)
 H2ブロッカー 0.72 (0.48-1.07)
量反応関係
 毎日服用 HR 4.55 (1.12-18.52)
 3年以上服用 HR 8.34 (2.02-34.41)
メタ分析を探す
PubMed検索の一例
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実際の検索画面
 proton pump inhibitors adverse
 Etiology, broad
メタ分析で
 Islam MM, Poly TN, Walther BA, et al.
 Adverse outcomes of long-term use of proton pump
inhibitors: a systematic review and meta-analysis.
 Eur J Gastroenterol Hepatol. 2018 Dec;30(12):1395-
1405.
 PMID: 30028775.
 観察研究のメタ分析
肺炎、骨折が増える?
OR (95%CI)
 市中肺炎 1.67 (1.04-2.67)
 大腿骨頸部骨折 1.42 (1.33-1.53)
 大腸がん 1.55 (0.88-2.73)
日本のランダム化比較試験で
解釈は困難だが事実として
PPIと胃がん
 Kawai T, Oda K, Funao N, et al.
 Vonoprazan prevents low-dose aspirin-associated
ulcer recurrence: randomised phase 3 study.
 Gut. 2018 Jun;67(6):1033-1041.
 PMID: 29196436
まず読んでみる
 まず3分間で論文を読んでみましょう
 隣同士読んだ内容について確認しましょう
介入研究を歩きながら論文を読む
 研究方法は妥当か?
 論文のPECOを読む
 ランダム化かどうか読む
 結果は何か?
 一次アウトカムの結果を読む
歩きながら論文を読む:介入研究編
 P: 消化性潰瘍の既往があるアスピリン内服患者
 E: ボノプラザン10mg または20mg
 C: ランソプラゾール15mg
 O: 24週後の潰瘍の再発
 ランダム化比較試験
ランダム化比較試験の批判的吟味
 割り付けが隠蔽されているか
 解析時にランダム化が守られているか
 intention to treat analysis(ITT)
 追跡は完全か
 マスキングがなされているか
 一次アウトカムか
 前もって決められた解析か
抽出、割付、追跡、評価、解析
ITT解析
On treatment 解析
ITT(Intention to Treat)解析
 治療意図に基づく解析
 利点と欠点について
 どちらの解析が優先されるべきか
 隣同士で話し合いまししょう
 交絡因子を排除する
 より現実的な解析
 治療を過小評価
 以上よりITTを優先
ガイドに沿って読む
 隠蔽 コンピュータによる乱数
 ITT解析 OK
 追跡 92.4%
 マスキング 二重盲検
 アウトカムのレベル
 一次、二次アウトカムでない
結果:胃・食道がんについて
 Relative Risk (RR) 6.4 (0.77-54.0)
日本語の情報
 CMEC-TV
 ビデオ配信によるエビデンスを無料で提供
 CMECジャーナルクラブ
 Community Medicine Evidence Center編集部が提供する
英語論文(ランダム化比較試験、メタアナリシス)の日本語要
約の提供サービス
 5400円/年で毎週2本の論文要約が配信
 CMECジャーナルクラブにも論文要約あり
 http://www.cmec.jp/
CMECジャーナルクラブで結果を見る
EBMの5つのステップ
1. 問題の定式化
2. 問題についての情報収集
3. 得られた情報の批判的吟味
4. 情報の患者への適用
5. 1-4のステップの評価
情報提供に際し重要なこと
 提供する情報の問題
 ネガティブな情報はそもそも流れにくい
 提供する人の問題
 自社は隠蔽しやすいかも
 提供される人の問題
 個々の論文を吟味できない
何が起きるか:ガイドラインに基づくと
 PPIを売っているメーカーが先のコホート研究、そのメタ
分析の結果を個々の医師に提供する?
 香港やアメリカの退役軍人の研究ですし
 効果を上回る害は示されていないですし
 PPIを持たないメーカーは提供しない
 武田がタケキャブの胃がん増加の危険を個々の医師に
提供する?
 統計学的な増加ではないし
 他のメーカーは提供しない
 隠蔽を奨励するようなガイドライン
ガイドラインはどうあるべきか
 隣同士話し合ってみてください
明確なエビデンスとは?
 エビデンスが示すものはむしろあいまい
 明確なのは統計学的に明確なだけ
 その治療をすべきかどうかが明確なわけではない
 このようなエビデンスがあるからこうやった
 EBMに似て非なるもの
 Evidence-Biased Medicine
 このようなエビデンスはあるが、患者にはこうした
 エビデンスはあいまいで、これがむしろEBM
 あいまいであるがゆえに、共有、評価、反省をし、学
習を続けることが重要
私にとってのEBMの実践
 目の前の患者の話をよく聞き、よく診察し
(患者からのエビデンス)
 その患者によく似た患者についての研究結果をよく
勉強し (外部のエビデンス)
 その二つの情報を統合し
 目の前の患者に現時点での最善の医療を提供すること
EBMについて勉強したい
 EBMを武器に都市部の地域医療に賭ける
日々のEBMの実践
 EBMの実践は
 臨床医の必須技能
電子書籍
 CMECジャーナルクラブ用語集
 http://www.digifort.jp/products/detail1698.html
薬剤師向けですが
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 長生きしてしまった後で
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