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認知症とともによりよく
前向きに生活していくために
井庭 崇(Takashi Iba)
慶應義塾大学 総合政策学部 准教授
iba@sfc.keio.ac.jp
茨木市認知症施策推進講演会
~茨木市認知症施策の次の一歩~
Takashi Iba
博士(政策・メディア)
慶應義塾大学SFC 総合政策学部 准教授
株式会社クリエイティブシフト代表取締役
創造社会を支える方法・道具をつくる
● 個人・組織・社会が、より創造的になることの支援
● 社会システム理論、方法論
● 「パターン・ランゲージ」の研究と実践
パターン・ランゲージ
Reality
リアリティ プラス
Pattern Languages
創造的な未来をつくるための言語
中
埜
博
NakanoHiroshi
江
渡
浩
一
郎
EtoKoichiro
中
西
泰
人
NakanishiYasuto
竹
中
平
蔵
TakenakaHeizō
羽
生
田
栄
一
EiitiHanyuda
井
庭
崇﹇
編
著
﹈
IbaTakashi
定価(本体 2,400円+税)
創造的な社会へ
応急処置的な社会から、
中埜 博 江渡浩一郎 中西泰人
竹中平蔵 羽生田栄一
井庭 崇
パターン・ランゲージによって、私たちはどのような未来をつくることができるのか?
気鋭の社会学者・井庭崇が、中埜博、江渡浩一郎、中西泰人、竹中平蔵、羽生田栄一
という各界のフロントランナーを迎え、徹底討論。
読者のリアリティに、新たな知をプラスする
﹇
編
著
﹈
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
!!
井庭 崇 井庭研 A
Iba Lab B
(GIGA)
Kaori Harasawa, Natsumi Miyazaki, Rika Sakuraba
and Takashi Iba
Takashi Iba with Iba Laboratory
Collaboration Patterns
A Pattern Language for Creative Collaboration
◎『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭崇, 岡田誠 編著, 慶應義塾大
学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 著, 丸善出版, 2015年)
◎「旅のことばカード:認知症とともによりよく生きるためのヒント・カード」(クリエイティブ
シフト, 2015年)https://www.amazon.co.jp/dp/B00Z3ES334/
認知症とともに
よりよく生きるための
ヒント
シルバー新報 2015年1月16日 シルバー新報 2015年6月19日
産経新聞 2015年7月3日朝刊 神奈川新聞 2014年11月8日朝刊朝日新聞 2015年6月12日朝刊
『おはよう21』 2015年10月号
日刊ゲンダイ 2015年10月28日
これまでたくさんの新聞に取り上げていただきました
朝日新聞 2016年4月17日朝刊 [読書]面
「(ひもとく)認知症、共に生きる 語り合い、
希望を持ち、備える 永田久美子」
2017年5月6日 京都新聞 朝刊
Takashi Iba, Makoto Okada,
Iba Laboratory , Dementia
Friendly Japan Initiative,
Words for a Journey: The
Art of Being with Dementia,
CreativeShift Lab, 2015
英語版の本は、
イギリスの新聞
でも取り上げら
れました!
旅程的關鍵字
與認知障礙症共存的啟示
三聯書店(香港)
編著:井庭崇、岡田誠
著 :慶應義塾大學井庭研究室、
   認知障礙症 FRIENDLY JAPAN·INITIATIVE
中国語(繁体字)に翻訳され、香港で出版!
Gerontech and Innovation Expo cum Summit, Hong Kong, 2017
川崎市「認知症アクションガイドブック」(認知症ケアパス)
◎『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭崇, 岡田誠 編著, 慶應義塾大
学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 著, 丸善出版, 2015年)
◎「旅のことばカード:認知症とともによりよく生きるためのヒント・カード」(クリエイティブ
シフト, 2015年)https://www.amazon.co.jp/dp/B00Z3ES334/
[みんな]の旅のことば[家族]の旅のことば
[本人]の旅のことば
3つの視点と、立場を超えた「協働」の実現へ
1.認知症であってもいきいきと暮らしている人たちの
「前向きで実践的な工夫」を広く紹介・共有
2.本人・家族・周囲のそれぞれが、具体的にどのような
  行動を起こすことができるのかを記述
3.認知症とともに生きることについての社会的な対話を促進
旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント
1 新しい旅
2 旅への一歩
3 出発のあいさつ
4 旅の計画
5 旅の仲間
6 できることリスト
7 自分の日課
8 自分をあらわす部屋
9 なじみの居場所
10 よい先輩との出会い
11 流れを変える
12 今を楽しむ
13 自己紹介グッズ
14 自分なりの表現
15 ことばのギフト
16 ともに歩む
17 チームリーダー
18 我が家専門家
19 三種のつながり
20 さりげない告白
21 活躍の機会
22 夢への準備
23 おもしろ化
24 いつものおしゃべり
25 見えている世界
26 自分の時間
27 切り替えの工夫
28 悩みのつぶやき
29 特別な日
30 いろんな世代
31 わくわく実行委員会
32 小さな気づき
33 自分の仕事から
34 その場の助っ人
35 見守りサポーター
36 個人的なつきあい
37 ないまぜのイベント
38 仕事をつくる
39 声を届ける
40 ウォーム・デザイン
[みんな]の旅のことば[家族]の旅のことば[本人]の旅のことば
名前(Name):その工夫を表す新しい「ことば」
状況(Context):特定の状況
問題(Problem):その状況で陥りがちな問題とその原因
解決(Solution):問題への解決策とその実践例
結果(Consequence):問題が解決された後の効果
関連のことば(Related Patterns):その内容に近いものを複数提示
『旅のことば』の読み方
なじみの居場所
家族も知っている外出先をつくる。
No.9
認知症だからといって、ずっと家のなかにいるのは気が滅入ってしまいます。同じ場
所に居続けるのはストレスが溜まりやすいものだからです。しかし、あちこち自由に
出かけようとすると、家族が心配するかもしれません。もしかしたら出先で状況がわ
からなくなり、困ってしまうという事態が起きてしまう可能性があるからです。
▼そこで
Problem
外に出るよりも、家にいることが多くなりました。
▼そのとき
Context
▼そうすると
家のほかに居心地のよい場があることで、豊かな時間を過ごすことができます。また、
他の人とともにする時間も増えるでしょう。家族にとっても、いつものなじみの居場
所にいるとわかっていれば安心です。万が一、認知症の症状が出て困ったとしても、
なじみの店員さんや常連さんがいれば、状況を理解して対応してくれるでしょう。
Consequence
自分ひとりで行けて、家族も知っている行きつけの場所をつくります。すでにそのよ
うなお気に入りの場所があるのであれば、そこを自分の「なじみの居場所」だと家族
に伝えておきます。そういう場所を思いつかない場合は、家の近くの喫茶店や小さな
美術館など、居心地のよさそうな場所を探すことからはじめます。家族や親しい知人
と一緒に探すと安心です。よさそうな場所が見つかったら、その場にいる店員さんや
常連さんたちに、ひとこと挨拶をしておくと早くなじむことができるでしょう。
Solution
28
自己紹介グッズ
百聞は一見にしかず。
見せるものがあれば、もっと伝わる。
No.13
いろいろな場面で人と出会う機会が増えてきました。
▼そのとき
29
自己紹介や最近のことを話すとき、思うようにことばが出なかったり、時間がかかっ
たりして、うまく伝えられないこともあるかもしれません。たとえ自分のことであっ
ても、その場ですぐに思い出せないこともあります。そういうときには、焦ってし
まったり、悲しい気持ちになってしまったりするかもしれません。また、このよう
なことが何度かあると、人に会うことが嫌になってしまうかもしれません。
▼そこで
小さなアルバムやノートに、自分のことをあらわす写真などを入れて持ち歩くように
します。写真は、家族や趣味、仕事、旅行など、今とこれまでの自分に関係するどん
なものでもかまいません。興味・関心がある雑誌や新聞の切り抜き、また座右の銘
や好きなことばなどでもよいでしょう。そのような自分らしさが伝わるアルバムを、
家族や友人と話しながらつくるのも楽しいものです。
▼そうすると
自分のことを、焦ることなく自分のペースで伝えることができるようになります。
また、写真があることで、ことばだけよりもより魅力的に伝えることができ、会話
も盛り上がるでしょう。さらには、そのようなアルバムやノートをつくること自体
が、自分のことをふりかえる有意義で楽しい時間になります。家族や友人とつくる
と、いろいろなことを話すきっかけにもなるでしょう。いわば、持ち運ぶことがで
きる《自分をあらわす部屋》ですね。
▷ 8. 自分をあらわす部屋 ▷ 30. いろんな世代 ▷ 37. ないまぜのイベント
[本人]の旅のことば
15 ことばのギフト
9 なじみの居場所
2 旅への一歩
12 今を楽しむ 13 自己紹介グッズ 14 自分なりの表現
6 できることリスト
7 自分の日課 8 自分をあらわす部屋 10 よい先輩との出会い
3 出発のあいさつ 4 旅の計画 5 旅の仲間
11 流れを変える
[本人]の旅のことば
24 いつものおしゃべり
30 いろんな世代 31 わくわく実行委員会 32 小さな気づき
25 見えている世界 26 自分の時間 27 切り替えの工夫
28 悩みのつぶやき 29 特別な日
20 さりげない告白 21 活躍の機会 22 夢への準備
23 おもしろ化
16 ともに歩む 17 チームリーダー
18 わが家専門家 19 三種のつながり
[家族]の旅のことば
37 ないまぜのイベント 40 ウォーム・デザイン38 仕事をつくる 39 声を届ける
33 自分の仕事から 34 その場の助っ人 35 見守りサポーター 36 個人的なつきあい
[みんな]の旅のことば
72
自分の仕事から
自分たちには一体何ができるだろうか?
No.33
いま日本では認知症だと考えられる人は 800 万人(予備軍を含む)
いるといわれ、これは高齢者の約 4 人に 1 人にあたると知りました。
▼そのとき
73
認知症の方がよりよく生きるためには、生活のいろいろな場面での支援や社会的な
対応が必要ですが、医療と福祉の分野以外ではまだあまり取り組みが進んでいませ
ん。自分と認知症とのかかわりを意識して働いている人はまだ多くはなく、また、
認知症への対策が社会全体の課題だとわかっていても、自分が何をしようかと具体
的なレベルで考えている人はごく少数しかいないというのが現状です。
▼そこで
認知症の方々がよりよく生きられる社会に向けて、自分たちの仕事のなかでできる
ことを考え、日々の仕事に取り入れます。たとえば、スーパーにゆっくりと会計が
できるレジをつくったり、バスの乗客に認知症の方がいたときにきちんと対応でき
るようにするなどです。職場で関心のある仲間を集め、自分たちの仕事のなかでで
きることを話し合ってみます。認知症の方が感じている問題・悩みや、介護をして
いる家族の意見を聞いたり、他社や他業種と情報交換をするのもよいでしょう。
▼そうすると
自分たちの商品やサービスのなかに、認知症の方が使いやすくなる工夫を取り入れ
ることができるかもしれません。また、職場で話し合う機会が増えれば、問題への
理解が深まるとともに、その話題が社会全体に広がっていく可能性を高めます。現
在あるいは将来、多くの人が抱える認知症と、それを取り巻く状況について考える
ことで、より広い視点で顧客サービスについて考える機会となり、商品・サービス
の質が上がったり、組織としての競争力を高めることにもつながるでしょう。
▷ 11. 流れを変える ▷ 22. 夢への準備 ▷ 38. 仕事をつくる
[みんな]の旅のことば
http://runtomo.org
1 新しい旅
33 自分の仕事から
34 その場の助っ人
35 見守りサポーター
36 個人的なつきあい
37 ないまぜのイベント
38 仕事をつくる
39 声を届ける
40 ウォーム・デザイン
[みんな]の旅のことば
2 旅への一歩
3 出発のあいさつ
4 旅の計画
5 旅の仲間
6 できることリスト
7 自分の日課
8 自分をあらわす部屋
9 なじみの居場所
10 よい先輩との出会い
11 流れを変える
12 今を楽しむ
13 自己紹介グッズ
14 自分なりの表現
15 ことばのギフト
16 ともに歩む
17 チームリーダー
18 我が家専門家
19 三種のつながり
20 さりげない告白
21 活躍の機会
22 夢への準備
23 おもしろ化
24 いつものおしゃべり
25 見えている世界
26 自分の時間
27 切り替えの工夫
28 悩みのつぶやき
29 特別な日
30 いろんな世代
31 わくわく実行委員会
32 小さな気づき
[家族]の旅のことば[本人]の旅のことば
21. Chance to Shine
10. Voice of Experience
7. Daily Chore
39. Delivering the Voice
9. Favorite Place
40. Warm Design
38. Inventing Jobs
34. On-the-Spot Helper
11. Turning the Tide
33. Job-Specific Contributions
6. Can-Do List
3. Departure Announcement
23. Make it Funny5. Fellow Travelers
2. The First Step
16. Going Together
15. Gift of Words
27. Emotion Switch
19. The Three Consultants
26. Personal Time
24. Usual Talk
20. Disclosing Chat
17. Team Leader
28. Casual Counseling
35. Encouraging Supporter
1. A New Journey
32. Hint of Feelings
4. Travel Plan
22. Preparation for the Dream
12. Live in the Moment
25. The Seen World
18. Family Expert
36. Personal Connections
8. Self-Reflecting Room
37. Mix-Up Event
14. Own Way of Expressing
29. Special Day
30. Generational Mix
13. Self-Intro Album
31. The Amusement Committee
Network of Related Patterns
in the Words for a Journey
WORDS FOR THE CARED
WORDS FOR THE CARING
WORDS FOR EVERYONE
「旅のことば」パターン間の関係
本人
家族
みんな
これまで共有されてこなかった
「工夫」を共有する
他の人の工夫を
自分の状況に活用できる!
医療・介護の専門知識ではなく、個人の
経験に内在している知恵にフォーカス
「工夫」を新しい
「ことば」で表現する
工夫を表す「ことば」を用いる
ことで、対話が促進される!
手持ちのカードに関する自分の経験や
知っているエピソードを語り合います
手持ちのカードに関する自分の経験や
知っているエピソードを語り合います
新人研修&認知症研修Ⅱ(東京都足立区)
http://ginmokuseinishiarai.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
「旅のことば」をみんなで読む
「ケアサロンさくら」主催 オレンジカフェ(2015)
旅のことば
ワークショップデザイン
ワークショップ
「新しい旅」という捉え方
「認知症とともによりよく生きる」ことを、ひとつの「新しい旅」と捉える。
これから大きく生活を変えるからこそ実現できる「新しい旅」。
家族で一緒にいる時間が増えることで、これまで以上にお互いの
ことが理解し合えるかもしれません。
これから過ごす時間は、何かを失っていく時間ではなく、これま
で得られなかったものを得て、これまでなかったものをつくって
いく時間であると捉えることもできる。
「旅のことば」の内容を発想の源として、新しいアイデアを考える。
外に出るよりも家にいることが多くなりました。
認知症だからといって、ずっと家のなかにいると気が滅入
ってしまいます。同じ場所に居続けるのはストレスがたま
りやすいものだからです。
自分ひとりで行けて、家族も知っている行きつけの場所を
つくります。
▼ そのとき
▼ そこで
なじみの居場所
家族も知っている外出先をつくる。
9
本人
介護に一生懸命に取り組むなかで、いろいろなことを本人
の代わりにやってしまいます。
本人ができることなのに、代わりにやってしまうことが続
くと、本人がやることがなくなり、次第に本当に何もでき
なくなってしまいます。
ちょっとしたことでよいので、本人が「よし、やってみよ
う!」と思えるような機会をつくります。
▼ そのとき
▼ そこで
活躍の機会
小さくても貢献。
21
家族
そもそも その
Problemが生じなくな
るような
Solutionの実現を支
える商品・サービス
「旅のことばカード」を用いた発想ワークショップ
ゆるやかな “強制発想法”の一種と言える新しい発想法
「旅のことばカード」を用いた発想ワークショップ
慶應義塾大学SFC 総合政策学部・環境情報学部(2015)
日々の生活のなかで、言いたいことがうまく言えていない
ような気がしています。
気持ちがうまく伝えられないと、そのときどきでストレスが
たまるだけでなく、徐々に自信が薄れていってしまいます。
ことば以外の方法で、自分の気持ちや感覚を表現すること
を楽しみます。
▼ そのとき
▼ そこで
自分なりの表現
人は誰でもアーティスト。
14本人
慶應義塾大学看護医療学部 2015
「老年発達援助論」(太田喜久子先生)
慶應義塾大学看護医療学部 2016
「老年発達援助論」(太田喜久子先生)
認知症地域支援推進員と地域包括の職員による
認知症サポーターができることの話し合い(名古屋市北区)
“認知症とともによりよく生きる”ケアを支援する
「旅のことば」 実践サポート・セミナー
“認知症とともによりよく生きる”ケアを支援する
「旅のことば」 実践サポート・セミナー
小規模の地域密着型ディサービス
町田市「サロンひまわり」
看護師さんがカードを不定期に選んで待合室で掲示
大阪・茨木市 物忘れ外来
生活の質
Quality of Life (QOL)
パターン・ランゲージは、よい「質」を実現するためにつくられる
(認知症とともに生きる)
対象領域における「経験則」を「言語化」して共有する方法
成功に潜む共通パターンを言語化する。
状況・問題・解決の共通パターン
経験則を指し示す
言葉
パターン名
パターン・ランゲージ
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
SolutionContext
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
個々のパターンは、小さい単位でまとめられている。
パターンは相互に関係し合い、ひとつの言語体系を形成する。
これら全体的で「いきいきとした質」を実現する。
パターン・ランゲージ
「旅のことば」の作成プロセス
「旅のことば」プロジェクト(2014~)
慶應義塾大学 井庭崇研究室と、認知症フレンドリージャパン・イニシアチブを支
援する企業のメンバーが、従来の医療・福祉系の枠組みを超え、認知症にかかわ
る課題検討の一環として参加したプロジェクト
井庭 崇(慶應義塾大学SFC)
松本 彩(慶應義塾大学SFC)
鎌田 安里紗(慶應義塾大学SFC)
玉置 南歩(慶應義塾大学SFC)
松村 侑(慶應義塾大学SFC)
金子 智紀(慶應義塾大学SFC)
岡田 誠(富士通研究所)
徳田 雄人(NPO法人認知症フレンドシップクラブ)
庄司 昌彦(国際大学GLOCOM)
田中 克明(コクヨS&T株式会社)
奥井 康文(大日本印刷株式会社)
池澤 努(大日本印刷株式会社)
慶應義塾大学 井庭崇研究室 × 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)
Interviewed with the person with Dementia and their family
Interviewed with the person with Dementia and their family
マイニング・インタビューの結果
Made groups of similar problems / similar solutions
Brushed up the patterns again and again for several months.
Drawing Pattern Illustrations
Designed the Layout of the Booklet
Designed the Cover of the Booklet
川崎市の認知症ケアパス
『認知症アクションガイド』
第1章 大切にしたい4つの視点
旅への一歩
よい先輩との出会い
なじみの居場所
今を楽しむ
第2章 具体的なアクションへ
「あれ、おかしいな」と思ったら
正しく知る
仲間をつくる
役割を持つ
お金に関する制度を使う
交通に関する制度を使う
健康を維持する
今までの生活を続ける
できないことを助けてもらう
将来の計画を考える
自宅での生活が難しくなったら
第3章 安心して暮らせる川崎へ
認知症アクションガイドブック別冊
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html
下記よりダウンロード可能
認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
第 1 章 大切にしたい4つの視点
第 2 章 具体的なアクションへ
第 3 章 安心して暮らせる川崎へ
P68
P67
P5
P33
P58
目次
謝辞
参考文献
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
この冊子は、認知症とともによりよく生きることを、
人生の「新しい旅」(新たなスタート)と捉え、
前向きに生活していくためのガイドブックです。
認知症になっても、
自分らしい暮らしを
続けていきたいな。
うん。そのために
どうしたらいいか
知っておきたいよね。
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
大切にしたい
  4つの視点
・旅への一歩
・よい先輩との出会い
・なじみの居場所
・今を楽しむ
この章の吹き出しは、認知症のご本人やご家族・
お医者さん・福祉の専門家など、認知症とともに
より良く生きることをよくご存知の方にお話しいただ
いた内容です。
第1章
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
7
もしかしたら、認知症かも…と思っていても、
どうしてよいかわからず、
そのままにしてしまうことがあります。
早めに動き出すことは、その後を大きく変える
とても大切なことです。
そんなとき、誰かに話してみることが、
これからの人生をより良く生きるための一歩になる
かもしれません。
もしかしたら、認知症かも…と思っていても、
どうしてよいかわからず、
そのままにしてしまうことがあります。
 早い段階から対応することで、認知症の進行を穏
やかにしたり、認知症の原因によっては治せたりする
可能性もあります。より早い段階で進行の予防が始
められれば、その分、今の生活を長く続けることが
でき、自分らしさをより保つことができます。
早めに動き出すことは、その後を大きく変える
とても大切なことです。
そんなとき、誰かに話してみることが、
これからの人生をより良く生きるための一歩になる
かもしれません。
豆知識豆知識
旅への一歩
ともに生きる、新しい旅のはじまり
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
8
相談することで、気持ちを楽に
心配なことは一人で抱え込まないことが大切です。
人に話し、相談してみることは、認知症について、
正しく理解することにもつながります。
周囲と一緒に考えていくことで、気持ちも楽になります。
認知症は誰もがなる可能性があるんですけど、
なってもみんながみんな困るわけではないし、困
らない手段もあるんです。それらを知っておくこと
はとても大切なのではないかと思います。困らず
に暮らすこともできる、困っても助けてもらうこと
もできる。そういう手段が川崎にたくさんあると
知ってもらいたいです。
不思議なことに、心が安定すると
病気も進みにくくなるんです。認知症になっても、
その人らしく暮らしている人もたくさんいるということ
を、皆さんに知ってもらいたいですね。
9
病院にいくべきかもと思っていても、なかなか勇気が出ません。そんなとき
味方になってくれるのが、「家族の会」の人たちが運営するコールセンターで
す。認知症に関していろいろなことを聞くことができる相談窓口で、電話だけ
ではなく、直接会って話を聞いてもらうこともできます。
身近な相談先❶ 電話での相談窓口
どのようにしたらよいのか迷うことがあったら、
悩まないで、抱え込まないで、気軽に電話して
ください。
不安や悩みを吐き出すことを我慢してしまう方も多
いですが、実は、気持ちを誰かに聞いてもらうこと
はとても大切なことです。秘密は守りますので、
心配いりません。
➡ 34 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
10
いろいろお話しをしたあと、
「帰りに地域包括に行きましょう」
といっても、ご自分の地区のセンターを
知っている方は少ないんです。
もっと身近な存在になれるといいですね。
身近な相談先❷ 地域包括支援センター
福祉の専門的な知識を持ちつつ、身近で味方になってくれるのが、地域包括
支援センターです。川崎市には 49 か所のセンターがあり、住み慣れた地域
でのサポートや支援を受けられるよう力になってくれます。
地域の方の相談には何でも乗りますので、
気軽に来ていただきたいです。こんな些細な
ことを…と思われるかもしれませんが、
「もっと早く相談に乗ることができたらよかっ
たのに」と思うことのほうが多いです。
➡ 35 ページ
11
身近な相談先❸ 病院の相談センター
川崎市内には病院が運営する認知症疾患医療センターが2か所あります。
不安や困りごとを専門的に相談することができ、これからどうしたらよいかの
アドバイスをもらうことができます。
ご本人のことを第一に考えます。
本当にゆっくりお話を聞きますので、病院の先生
からも「病気のこと以外の話を聞いてあげて」
と紹介されることも多いです。
相談にいらした方の生活についてお尋ねをして、
じっくりお話を聞きながら、お困りのことを整理して
いきます。ご本人の希望を伺いながら、これから
起こりそうなことなども考えて、医療機関に紹介するか
どうか、またその場合どこの医療機関におつなぎ
するかなどを考えます。
➡ 35 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
12
身近な相談先❹ 認知症カフェ
喫茶店にいくような感覚で相談できるところもあります。たとえば、宮前区の
土橋地区で月に一度開かれている土橋カフェは、市内外のいろいろなところ
から人が集まっています。
土橋カフェは、地域からの参加者のほかに、お医者さんや専門の
看護師さん、地域包括支援センターの職員の方、区役所の保健師さん、
最近は弁護士さんなんかも来て、専門職の人と気軽に話すことが
できます。ですから、心配な方がいらしたら、まず土橋カフェに一緒
にいらしてはどうですか、とお勧めしています。
音楽をやったり講演をやったりして、
普通の喫茶店と同じ雰囲気で楽しめるように
工夫しています。
➡ 36,40 ページ
713
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
よい先輩との出会い
自分より前を歩いている人から学ぶ
15
認知症のことをいろいろと調べてみても、
実際に自分がどうしたらよいかがわからないこともあります。
いろいろな方のお話を聞けば、自分にあった
考え方や、ちょっとした工夫も見えてきます。
そんなときは、認知症でありながらも
いきいきと過ごしている方のお話を聞いてみましょう。
認知症のことをいろいろと調べてみても、
実際に自分がどうしたらよいかがわからないこともあります。
いろいろな方のお話を聞けば、自分にあった
考え方や、ちょっとした工夫も見えてきます。
そんなときは、認知症でありながらも
いきいきと過ごしている方のお話を聞いてみましょう。
 自分が当事者として発信しようと思ったのは出
会いがあったからです。講演などをするようにな
る前ですけれど、すごく明るい元気な方にお会
いして、それで「ああ、自分もこの人みたいにな
りたい」と思って。
 講演をすると今度は自分が「あなたみたいに」
と相談されることもあります。そういうことがた
くさん起こればいいなと思っています。(*1)
*1:RUN 伴 沖縄にて 2016.11.25 丹野智文さんのおはなしより
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
16
出会いの機会❶
最近では、認知症の本人が登壇される講演会が頻繁に開催されるようになっ
てきました。川崎市でもそういった機会を増やしているところです。インター
ネットでも認知症の本人のメッセージや講演の映像をたくさん見ることができ
ます。認知症の本人同士で話す機会も生まれつつあります。
講演会
認知症のご本人同士で話し合うことは、悩みや
想いを共有できるとともに、社会に対して認知
症のご本人の声を届けることもできます。行政と
しても、ご本人の声を施策に反映していきたいと
考えています。
認知症のご本人の生の声を聞いて、初めて気づ
かされることがありました。ご本人の目線に立っ
て仕事をしていきたいと思いました。
➡ 37 ページ
17
出会いの機会❷
認知症のことに触れる機会として、各地域で行われている「認知症サポーター
養成講座」もあります。受講すると、認知症に対する基本的な知識を持つこ
とができます。また、認知症になってもいきいきと生活している先輩や家族
のお話を聞けることもあります。
認知症サポーター養成講座
養成講座に来てもらえると、ぐっと身近になります。
知るだけではなく、どんなアクションをしたらいい
かを知ってもらう役目も担っています。
地域の方で、サポーター養成講座に何度か出席
されている方がいます。「3回聞いたら、認知症っ
てそんなに特別なものじゃないし、認知症の人がい
たらどういうふうに支えていけばよいかが見えてき
た」とおっしゃっていましたよ。
最近では、小中学校での実施もはじまり、地域
全体で理解を深めようという動きが起こっていま
す。より多くの人に参加してもらい、住みやすい
社会がつくっていけるといいですね。
➡ 37 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
18
出会いの機会❸
各地で活動している家族会などは、本人だけでなく家族もまた「よい先輩」
に出会う機会につながります。
家族会
先輩家族と、最近認知症と診断された人のご家
族とはやはり受け止めのレベルがまったく違うん
ですよ。先輩家族が、自分の経験から後輩とな
るご家族にお伝えできることがありますし、それ
は、お互いにとってとても良く、意味があること
だと感じます。
ご本人もご家族も同じ境遇にある人にはなかな
か出会えないですよね。なので、家族会はみな
さんの思いや日ごろの取り組みを共有できる大
切な場なんです。
➡ 42 ページ
19
出会いの機会❹
認知症と向き合いながら自分なりの生き方をしている人が書いた本を読むこ
ともおすすめです。
本
最近は、認知症になった方が書いた本も出版され
ています。想像しているだけではわからないご本人
の気持ちを知ることができますよ。
宮前図書館では、「認知症の人にやさしい小さな本棚」
を設置しています。専門家が書いた本やご本人が書い
た本、認知症に関する絵本などのほか、認知症に関連
するチラシやパンフレットなども置いてあります。
ご本人の本に「認知症になって生活は不便になった
けど、不幸せではありません。ぼくは幸せです。」
という言葉があり、とても勇気づけられました。
➡ 38 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
なじみの居場所
気軽に出かけられる外出先をつくる
21
認知症かと思うと出かけることに不安があるかもしれません。
けれども、ずっと家の中にいると気が滅入ってしまったり、
日々の楽しみも少なくなってしまいます。
  
そこで、周囲の方もよく知っている行きつけの場所を
つくっておきましょう。そして、自分の好みに合う居場所を
増やしていきましょう。
家のほかに居心地のよい場所があることで、
より豊かな時間を過ごせるようになるかもしれません。
認知症かと思うと出かけることに不安があるかもしれません。
けれども、ずっと家の中にいると気が滅入ってしまったり、
日々の楽しみも少なくなってしまいます。
  
そこで、周囲の方もよく知っている行きつけの場所を
つくっておきましょう。そして、自分の好みに合う居場所を
増やしていきましょう。
家のほかに居心地のよい場所があることで、
より豊かな時間を過ごせるようになるかもしれません。
豆知識豆知識
人間は社会的な生き物なので、対人交流が大切で、
安心できる居場所があると精神的にも安定するもの
です。それがないと悪化につながってしまうかもしれ
ません。今までできていたことが、上手くできなくなっ
てしまったと思うと自分から身を引くという行動が起
こりがちなのですが、家の中に引きこもることが一番
良くないんです。
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
22
居場所を増やす❶ 自分に合う場所を見つける
それぞれの地域に、ボランティア活動、趣味のサークルやカフェ、お食事会
など、定期的に催されている集まりがあります。まずは、見学するような気持
ちで参加してみてはいかがでしょうか。
1か月に一度、地域でお食事会をしています。管理栄
養士さんが見た目もキレイで美味しいものを8品ほどつ
くってくれます。みなさん本当に楽しみにしていらして、
月に一度の特別な日なんですよ。
『英語 de カフェ』 というのもあるんですよ。以前に英語で
お仕事されていた方が、昔に得意だったことをやっていると
元気になるということで、中心になって運営しています。
例えば、新しい言葉を覚えるとか、新しい楽器に挑戦する
とか、日頃やってないことをして、脳の別の部分を使ってみ
るというのは脳のためにはとてもいいことです。
地域の公園で太極拳をやっています。体を動かしながら
新しいことが体験できるのが楽しいです。
➡ 40,43 ページ
23
居場所を増やす❷ つながりをつくる
気の合う仲間や同じ趣味をもつ方との交流は大切です。機会をつくり、参加
を続けると、楽しく話せる仲間に会う場所を持つことができます。すると、家
から外に出て、家族以外の人と関わりを持ち続けることに役立ちます。
好きな活動をするのと、よその方とお話しをするのが、
とにもかくにも一番いいことなんです。
自分が楽しく過ごせる場所がまず一つあるというのはす
ごくいいと思います。やっぱり馴染める場所というのは
認知症かどうかに関わらず必要ですよね。
家族以外の人と交流し、自分が所属する集団をたく
さん作っておくということはとても大切です。これは、
早くからやっておいたほうが良いことすね。家族から
も離れ、仕事のストレスからも離れ、自分の趣味で
ストレス発散するようなことは、人間の精神衛生の
ために大事なことなんですよ。
➡ 40 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
24
居場所を増やす❸ サービスを利用してみる
例えば、デイサービスもいろいろな趣向をこらしているところが多くなってい
ます。訪問してみたり、専門家に聞いてみたりすれば、自分にあった場所がきっ
と見つかります。
最近は、デイケアもいろいろな特色をもって
やっています。なので、医師やケアマネジャー
は、その方の性格や好みによって、その中か
ら一番合うところを紹介します。例えば対人
関係が苦手な方は、大勢でわいわいやってい
るところではなくて、少人数で家庭的なとこ
ろを紹介しますしね。
私はそういうところ大嫌いだからと言っていた
方に「一緒に行ってみましょう」と誘って行って
みると、すごく気に入って、もう毎日行きたい
という方もいらっしゃいます。
➡ 41 ページ
25
そして、そこで役割をもつ
自分の「なじみの居場所」が見つかったら、
そこでの役割を持つようにしてみてください。
自分が得意なことがあれば、周りの人にも伝えてみると良いでしょう。
自分が必要とされているとか、人に感謝されているという
感覚を持つことはとても大事なことです。その場にあなた
が必要なんだということがわかってもらえるといいですね。
集まりでお抹茶を立てることにしたんです。そうしたら、
50年間お師匠をやっていた人が、みんなのお茶を立ててく
ださってね。ご主人が「いやぁ、こんな家内を見るのは何
年ぶりだろうか」って感動しておられました。
働くっていうのはやっぱり生き甲斐ですよね。社会と
つながるっていうことが一番大切であって。働いていると
いうことで自分の自信にもなるし、生き甲斐にもなる。
やっぱりお金ではないと思うんですよね。(*2)
*2:プロモーションビデオ RUN TOMORROW インタビューにて 丹野智文さんより
➡ 43 ページ
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
http://creativeshift.co.jp/interview/1110/
川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室担当係長(当時)
「行動につながるケアパスが作りたい」
最大のこだわりは、認知症と診断された本人に、
まずは「最初の一歩を踏み出そう」という気持ち
になってもらうこと
角野孝一さん
【パターン・ランゲージ活用事例Vol.9】川崎市「パター
ン・ランゲージを取り入れた『認知症アクションガイド
ブック(川崎市認知症ケアパス)』」
使われなかった表紙案
かわいいが、街を歩いている感じがあって
「旅」にはつながるけれども、「徘徊」の
イメージをもたれやすいかもしれない。
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000087024.html認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)
アクションにつながるということ
で、具体的なアクションのイメー
ジをもてるこの表紙になった。
「旅のことば」の背後にある
パターン・ランゲージという
表現方法
対象領域における「経験則」を「言語化」して共有する方法
成功に潜む共通パターンを言語化する。
状況・問題・解決の共通パターン
経験則を指し示す
言葉
パターン名
パターン・ランゲージ
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
SolutionContext
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
Context
Problem
Solution
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
pattern
個々のパターンは、小さい単位でまとめられている。
パターンは相互に関係し合い、ひとつの言語体系を形成する。
これら全体的で「いきいきとした質」を実現する。
パターン・ランゲージ
パターン・ランゲージ 1.0
1970 年代後半~
1980 年代後半~
1990 年代後半~
2000 年代後半~
パターン・ランゲージ 2.0
パターン・ランゲージ 3.0
パターン・ランゲージの歴史
C.Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein,
A Pattern Language:Towns, Buildings, Construction, Oxford University Press, 1977
A Pattern Language in Architecture, since 70’s
http://stephania32.wordpress.com/
Christopher Alexander
“パターン・ランゲージ1.0”
159. どの部屋も2面採光 **
選択の自由があれば、人はつねに2つの壁面から採
光のある部屋に引かれ、採光が1面だけの部屋は使
おうとせず、寄り付かないであろう。
したがって、
各部屋の少なくとも2面が屋外空間に接するように
配置し、さらに少なくとも2方向以上から自然光が
入るよう外壁に窓を設けること。
このパタンは、おそらく他のどのパタンよりも部屋
の正否を左右するであろう。室内の昼光配分と2壁
面の窓は、部屋づくりの基本である。・・・
121. 歩行路の形 *
街路は、今日見られるような単なる通過空間では
なく、人の留まれる場所にせねばならない。
 何世紀ものあいだ、都市生活者にとって家のす
ぐ外で利用できる公共空間は街路であった。とこ
ろが現代都市の街路は、数々の狡猾な手段で、「留
まる」場所ではなく「通り過ぎる」場所にさせら
れている。これを助長したのは、ぶらぶら歩きを
犯罪と見なす規制、街路の外側に比べて街路自体
の魅力の欠如、自宅に閉じ込もらざるを得ないほ
どの街路の吸引力の不足などである。
 環境的な見地から見ると、問題の本質は、街路が
「遠心的」であって「求心的」でないということに
なる。つまり、人びとを引きつける代りに追い出し
てしまうのである。このような効果に対抗するには、
屋外の歩行世界を、移行の場所ではなく留まる場所
にせねばならない。要するに、単なる街路よりも包
囲感の大きいある種の公共戸外室のような空間にす
る必要がある。
 これは、たとえば住宅地域の街路に、平面的に微
妙なふくらみをつけ、周囲に腰掛けや外廊を設け、
場合によっては梁や格子棚を上に渡せば、達成でき
る。
したがって、
公共歩行路の中間部にふくらみをつけ、端部はしぼ
ること。そうすれば、囲われた場所が形成され、人
がただ通り過ぎるだけでなく留まる場所になる。
C.Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein,
A Pattern Language:Towns, Buildings, Construction, Oxford University Press, 1977
A Pattern Language in Architecture, since 70’s
http://stephania32.wordpress.com/
Christopher Alexander
“パターン・ランゲージ1.0”
Ward CunninghamKent Beck
Kent Beck & Ward Cunningham, “Using Pattern Languages for Object-
Oriented Program”, OOPSLA '87, 1987
Gang of Four
Erich Gamma, Richard Helm, Ralph Johnson, John M. Vlissides,
Design Patterns: Elements of Reusable Object-Oriented Software,
Addison-Wesley Professional, 1994
Software Patterns, since late 80’s
“パターン・ランゲージ2.0”
Software Patterns, since late 80’s
Pattern Language of Programs Conference
Pedagogical Patterns & Fearless Change Patterns
Joseph Bergin
Linda RisingMary Lynn Manns
Manns, M. L., and Rising, L., Fearless Change: Patterns
for Introducing New Ideas. Addison-Wesley, 2005
Pedagogical Patterns Editorial Board, Pedagogical
Patterns: Advice For Educators, Createspace., 2012
“パターン・ランゲージ3.0”
Takashi Iba with Iba Laboratory
Collaboration Patterns
A Pattern Language for Creative Collaboration
Learning
Patterns
Collaboration
Patterns
Presentation
Patterns
Survival
Language
Change Making
Patterns
Words for
a Journey
Pattern Illustrating
Patterns
旅のことば
プレゼンテーション
パターン
プロジェクト
デザイン・パターン
38 セルフプロデュース
22. 探究への情熱
39 突き抜ける
34. 自分で考える
36. 捨てる勇気
35. 目的へのアプローチ
32. 教えることによる学び
33. 断固たる決意
29. 偶有的な出会い
28. 学びの共同体をつくる
31. はなすことでわかる3. 学びをひらく
7. アウトプット
から始まる学び
8. 外国語の普段使い
9. 学びのなかの遊び
13. 身体で覚える
14. 言語のシャワー
15. 成長の発見
10. 学びの竜巻
11. 知のワクワク!
12. 量は質を生む
18. フィールドに飛び込む
17. プロトタイピング
16. 動きのなかで考える
19. 鳥の眼と虫の眼
21. 広げながら
掘り下げる
20. 隠れた関係性から学ぶ 23. 右脳と左脳のスイッチ
24. 小さく生んで大きく育てる
37. フロンティア・アンテナ
25. 魅せる力
27. ゴール前のアクセル
26.「書き上げた」は道半ば
30. ライバルをつくる
0. 創造的な学び
5. まねぶことから
4. まずはつかる6. 教わり上手になる
1. 学びのチャンス
2. つくることによる学び
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス (SFC)
総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部
創造的な学びのパターン・ランゲージ
patternsラーニング・パターン
2017
ラーニング・パターン
創造的な学びのパターン・ランゲージ
Learning Patterns Project
創造的な学びのパターン・ランゲージ
patternsラーニング・パターン
2014 Spring
慶應義塾大学SFC 総合政策学部・環境情報学部
毎年新入生900人が対話のワークショップを経験
動きのなかで考える
プロトタイピング
フィールドに飛び込む
鳥の眼と虫の眼
隠れた関係性から学ぶ
広げながら掘り下げる
探究への情熱
右脳と左脳のスイッチ
小さく生んで大きく育てる
魅せる力
「書き上げた」は道半ば
ゴール前のアクセル
学びの共同体をつくる
偶有的な出会い
ライバルをつくる
はなすことでわかる
教えることによる学び
断固たる決意
自分で考える
目的へのアプローチ
捨てる勇気
フロンティア・アンテナ
セルフプロデュース
突き抜ける
創造的な学び
学びのチャンス
つくることによる学び
学びをひらく
まずはつかる
まねぶことから
教わり上手になる
アウトプットから始まる学び
外国語の普段使い
学びのなかの遊び
学びの竜巻
知のワクワク!
量は質を生む
身体で覚える
言語のシャワー
成長の発見
名前
1. 経験があるパターンすべて → パターン名を     で囲む
2. 取り入れたいパターン 5つ → パターン名の横に を書く
学びの対話ワークショップ
対話準備シート
「学び」の経験には、いわゆる勉強だけでなく、スポーツや音楽、
社会活動、趣味などでの経験も含む広い意味で捉えてください。
『ラーニング・パターン』冊子を読みながら、
Web上の指定の事前提出フォームに入力した上で、
ワークショップ当日、この紙も必ず持ってきてください。
⭐
⭐
⭐
⭐⭐
慶應義塾大学SFC 看護医療学部
学びの対話ワークショップ
つくり方をつくる
つくるものだけでなく、
方法のイノベーションを。
成果を生み出すプロセスに着目し、新しい
方法を考え、それを実践する。
共感のチームづくり
挑戦は、「目指す未来」や「志」に
共感できる仲間とともに。
自分たちの「目指す未来」や「志」に共感で
きる人とチームを組む。
意味のある混沌
何をどうすればよいのがわからない状況。
その状況こそ、まったく新しい道が
開くチャンスである。
行き詰まって混沌とした状態を、新しい道
が開けるチャンスだと捉え、そこにとどまっ
て考え抜く。
コラボレーション・パターン
創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ
企業・NPOの方々の対話ワークショップ
書籍『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』
(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013)
プレゼンテーション・パターンを用いた対話(高校生)
プレゼンテーション・パターンを用いた対話(高校教諭)
子ども版プレゼンテーション・パターン @朝日小学生新聞 (2014)
1
PRESENTATION
)
( )
(
)
[
]
2
( )
( ) ( )
( )
書籍『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事
業に携わる人のための企画のコツ32』(井庭 崇 , 梶原 文生, 翔泳社,
2016)
プロジェクト・デザイン・パターン研修
サバイバル・ランゲージ・カード
大地震を生き抜くための知恵
Amazon.co.jpで「サバイバル・ランゲージ」で検索
http://www.amazon.co.jp/dp/B0160NWR74/
慶應義塾大学 井庭崇研究室 × 花王株式会社 生活者研究センター JJP(ジョシジョブプロジェクト)
『日々の世界のつくりかた:自分らしく子育てしながら働くためのヒント』
http://www.kao.co.jp/lifei/report/32/
ここからダウンロードできます。
ミラパタ
未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ
2017年新作!
https://www.amazon.co.jp/dp/B074BWWXWD
生徒が学びの主体となり成長していくために、教師が実
践できる指導のヒントを言語化し、45の「パターン」
としてまとめています。
アクティブ・ラーニングを日々実践されている先生の経
験則から、主体的な学びを引き出すための考え方や振
る舞い方、授業のしかけなどを抽出・体系化し、記述
しました。
このパターンを用いることで、自分の経験を振り返った
り、教科や経験の垣根を超えて同僚の先生たちと経験談
を語り、高め合ったりすることが可能になります。
アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》
ALP冊子
2017年新作!
対象領域における「経験則」を「言語化」して共有する方法
成功に潜む共通パターンを言語化する。
状況・問題・解決の共通パターン
経験則を指し示す
言葉
パターン名
パターン・ランゲージ
パターン・ランゲージ
Reality
リアリティ プラス
Pattern Languages
創造的な未来をつくるための言語
中
埜
博
NakanoHiroshi
江
渡
浩
一
郎
EtoKoichiro
中
西
泰
人
NakanishiYasuto
竹
中
平
蔵
TakenakaHeizō
羽
生
田
栄
一
EiitiHanyuda
井
庭
崇﹇
編
著
﹈
IbaTakashi
定価(本体 2,400円+税)
創造的な社会へ
応急処置的な社会から、
中埜 博 江渡浩一郎 中西泰人
竹中平蔵 羽生田栄一
井庭 崇
パターン・ランゲージによって、私たちはどのような未来をつくることができるのか?
気鋭の社会学者・井庭崇が、中埜博、江渡浩一郎、中西泰人、竹中平蔵、羽生田栄一
という各界のフロントランナーを迎え、徹底討論。
読者のリアリティに、新たな知をプラスする
﹇
編
著
﹈
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
!!
◎『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭崇, 岡田誠 編著, 慶應義塾大
学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 著, 丸善出版, 2015年)
◎「旅のことばカード:認知症とともによりよく生きるためのヒント・カード」(クリエイティブ
シフト, 2015年)https://www.amazon.co.jp/dp/B00Z3ES334/
「認知症とともによりよく 前向きに生活していくために」

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