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エール株式会社
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最新の組織論と事例をヒントに、
部下の主体性の引き出し方を磨こう
• 19:30より開始しますので、お好きな席にお座りください
• お飲み物・軽食をご用意しておりますので、ご自由におとりください
• 開始までのひととき、どうぞごゆっくりおくつろぎください
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本日のゴール
「奮起してもらおうと厳しい言葉を投げると、責め立てすぎてしまう」
「任せよう任せようとは思うけれど、やる気や基礎能力が心配になってしまう」
「本当は、部下が自分からどんどん試行錯誤し、主体性を発揮してくれるようにした
いんだけれどな・・・」
そんなことを感じながら日々試行錯誤する上司の方に対して、
■脳神経科学/モチベーションに関する最新の組織論の知識を得る
■最近の多くの組織における上司と部下を取り巻く変化を理解する
■明日からの部下に対する接し方の具体的ヒントを得る
+
■部下への接し方に試行錯誤する他社・他業界の方々との接点を得る
1
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本日の流れ
第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化
第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論
第三部:ワークセッション
2
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参加されるみなさんの役割
3
参加者のみなさん:
• オープンに、ざっくばらんに語り合う
• 相互作用によって互いの思考を深め、刺激しあい、新たな
発見を得る
ファシリテータ:
• 思考を刺激する情報の提供
• 進行・話し合いのプロセスのガイド
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本日の流れ
第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化
第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論
第三部:ワークセッション
4
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2015年6月時点での議論(最初の課題意識)
5
部門長:
マネージャー:
メンバー:
多忙多忙
コミュニケーション不足
モチベーション低下
米国Gallap社の調査結果
マネージャーからのケア量と
メンバーモチベーションは比例する
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部門長:
マネージャー:
メンバー:
クラウド上の人材
B2Bでの契約コミュニケーションの下支え
2015年6月時点での議論(最初の仮説)
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試行錯誤すること1年半
7
今回は、大組織を中心に展開し、試行錯誤した内容、
及び、各領域の方々との議論内容をご紹介します
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大戦後の高度経済成長期を支えたシステム
8
国民
地方銀行
都市銀行
戦後の復興を支えた金融システム
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大組織の存在価値
9
企業の全体戦略
個別チームのミッション
個人のテーマと目標の決定
社内で人材が決まり、プロジェクト参加者が決まる
会社の用意した人材/モノ/金で、会社で仕事
社内でサラリー/昇進+個人の信頼向上
計画が立てられる
「信頼・実績」
能力・訓練が
一定以上の人材
大規模な
モノ・金の集中
効率的・安定的
利益分配
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大組織による囲い込みが高度経済成長を実現
10
企業 企業
企業
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時代の変化その1:経済の停滞
11
日本の実質GDP成長率推移
成長期
停滞期
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時代の変化その2:年齢/世帯構成の変化
12
【20代の若手1人】に対する30〜50代の人数(単純人口比)
出所:E-statデータを基に独自制作
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時代の変化その2:年齢/世帯構成の変化
13
共働き世帯と専業主婦世帯の推移(単位:万世帯)
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時代の変化その3:SNSの急速な進展
14
出所:trends.google.co.jp/ より独自制作
2004 2008 2010 2012 20162014
SNSの利用は、2011年以降、爆発的に伸びている
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時代の変化その4:大組織に代わる存在
15
企業 企業
企業
ベンチャー企業
ベンチャー企業
ベンチャー企業
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優秀な若手経営者たちの台頭
16
ウォンテッドリー株式会社(月間150万人利用のSNS求人サービス)
CEO 仲 暁子 氏(32)
1984年生まれ。京都大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。
退職後、Facebook Japanに初期メンバーとして参画。2010年9月、現ウォンテッド
リーを設立し、Facebookを活用したビジネスSNS『Wantedly』を開発。
FiNC株式会社 (累計約50億円調達のヘルスケアベンチャー)
CTO 南野 充則氏(27)
1989年生まれ。東京大学工学部卒。大学在学中に株式会社MEDICAの設立、並び
にCDSystem株式会社の創業。東京大学在籍中に「再生エネルギー蓄電池導入
シミュレーションの開発&研究」というテーマで国際学会で世界一の座を争い
「BESTSTUDENT AWARD」を受賞する。
株式会社メタップス (2015年上場 時価総額383.6億*1)
CEO 佐藤 航陽氏(30)
1986年、福島県生まれ。15歳から、自己流の商売を始め、生活費などを稼ぐように。
早稲田大学法学部中退。2007年、イーファクター株式会社(現メタップス)を設立。
2015年 東証マザーズに上場
*1:2017/3/21現在
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世の中を取り巻く状況の変化(まとめ)
1. 長らく続く低成長時代の影響で、事業の急速な成長の機会が減少
→仕事で熱狂し興奮し没頭するといった機会が減っている
2. 少子高齢化・人材流動化・共働きなどが著しく進展
→自分にとって参考になる「ロールモデル」が見つけにくくなる
3. 職場よりも、SNSなどを通した気の合う仲間同士で集う
→仕事仲間同士で敢えてじっくり会話をする時間が減る
4. 従来の囲い込み型大組織に代わる強力なプレイヤーの登場
→将来に対する漠然とした不安、時代への取り残され感の増大
17
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大組織の上司は、難易度が上がっている
18
③SNSによる社外のつながり
①低成長
②世代GAP
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
社会の変化を
牽引?
④新たな組織の台頭
これまで これから
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上司のための3つの理論
■脳神経科学と「感情」マネジメント
■IWLの複雑性
■「場の開放」理論
19
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上司のための3つの理論
■脳神経科学と「感情」マネジメント
■IWLの複雑性
■「場の開放」理論
20
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人間の脳の構造
21
出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
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感情メカニズム①
22
出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
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感情メカニズム②
23
出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
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感情メカニズム③
24
学習性・創造性が高い
学習性・創造性は低い
出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
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上司への示唆
■まずは恐怖を感じさせない
■行動を引き出すなら「予想外」な刺激を提供する
■学習が必要な領域なら、「イカリ」よりも「モトム」感情を引き出すことを狙う
25
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上司のための3つの理論
■脳神経科学と「感情」マネジメント
■IWLの複雑性
■「場の開放」理論
26
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人間の脳の構造
27
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 28
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
Inner Work Life
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娘の学芸会に参加する休暇
を上司に認めてもらった
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↑↑↑
感謝
よい上司に
恵まれた
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認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 31
仕事の進め方に
すべてNGを出してくる
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↓↓↓
恐怖
自分のことを
上司は嫌いなんだ
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会社のクレーム危機を
徹夜で解消した
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
達成感が高まる
会社の危機回避を
成し遂げた
↑↑↑
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実際のケースA
33
L社での事業立ち上げ
「何をしたらいいか
分からない」スタート
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↑↑↑
高揚感
自分は何でも
仕掛けてOKだ!
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
実際のケースB
34
L社での事業立ち上げ
「何をしたらいいか
分からない」スタート
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↓↓↓
恐怖感
やることが無く
居場所が危うい
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
実際のケースA(裏側)
35
L社での事業立ち上げ
「何をしたらいいか
分からない」スタート
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↑↑↑過去の記憶
ヤフー勤務時代に、
0ベースのヒット企画
を連発し、表彰・昇進
を繰り返していた
高揚感
自分は何でも
仕掛けてOKだ!
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実際のケースB(裏側)
36
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
過去の記憶
金融機関で、仕事が無
くなったことで、リス
トラ候補になり、面談
されたことがある
L社での事業立ち上げ
「何をしたらいいか
分からない」スタート
↓↓↓
恐怖感
やることが無く
居場所が危うい
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上司への示唆
■同じ事象に直面しても、人によって全く認識・感情・行動(IWL)は異なる反応をする
■特に、過去の記憶や体験は個人個人によって完全にユニーク(個別)
■「自分だったらこう思う」は危険きわまりない
37
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上司のための3つの理論
■脳神経科学と「感情」マネジメント
■IWLの複雑性
■「場の開放」理論
38
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[再掲]組織内囲い込みが困難な時代
39
③SNSによる社外のつながり
①低成長
②世代GAP
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
社会の変化を
牽引?
④新たな組織の台頭
これまで これから
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日本で最も世界の経営学で認められている研究
40
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「信頼」の構造:
41
相手を
「信頼」
できるか?
できるのか?
(能力の話)
やってくれるか?
(意図の話)
「安心」
=社会的不確実性が無い状況
「信頼」
=不確実性が有る状況で、
情報を元に判断
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日本の大企業組織は
「信頼」でなく「安心」で成立している
42
日本の典型的な大企業組織
(=やくざ的コミットメント)
相手を
「信頼」できる
か?
できるのか?
(能力の話)
やってくれる
か?
(意図の話)
「安心」
=社会的不確実性が無い状況
「信頼」
=不確実性が有る状況
で、情報を元に判断
• これから、ずっと長く付き合っていく可能性が高
いと、社会的不確実性が下がる
・・・お互いにやっておくほうが「得」
• 相手の情報を獲得し、不確実性を下げるという
「取引コスト」を最初から無くすことができる
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「安心」に立脚した環境は、なかなか抜け出せなくなる
43
日本の典型的な大企業組織
(=やくざ的コミットメント)
1:他により良い機会があってもすぐには乗り換えない、
というのがそもそもの日本の大組織の前提
2:内部に、相互の愛着や忠誠が発達する
3:組織の外部に存在する社会的不確実性の
「主観的な見積」が、どんどん大きくなる
→実は、組織外に対する「一般的な信頼」は、こうした
組織に所属し続けると、どんどん低下していく
「組織外の人は、あんまり信頼できない」となっていく
日本は「安心」社会なのであって、
必ずしも「信頼」社会ではない
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信頼の「解き放ち」理論
44
②組織外にもっと優秀・魅力的な
人や知見が増える
①組織内で無条件に
「安心」ができなくなる
人は結果的に、「やくざ的コミットメント」を捨てて、
外部の人間を「信頼」しようとする傾向が強くなる
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実際のケース(あるメディア編集長)
45
社外の人を頼り
色々と仕事を外部と行う
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↑↑↑過去の記憶
「解き放ち理論」
の成功体験を
多く持っている
充実感
最高の人材を
巻き込んでいる
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実際のケース(その同僚)
46
社外の人を頼り
色々と仕事を外部と行う
認識 感情
仕事への意欲
(行動量)
↓↓↓過去の記憶
「解き放ち理論」
でいう
安心社会
に浸かってきた
恐怖感
外部の人は
得体が知れない
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本日の流れ
第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化
第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論
第三部:ワークセッション
47
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ワーク:2人1組で下記のインタビューを
■この期間(一ヶ月)最初に何があり、次に何があり、今に至りました
か?
■この期間に、仕事上でがんばったことはどんなことですか?
■この期間の最初に思っていた仕事の進め方・予想は、合っていま
したか?実際にはどうでしたか?
■自分以外の人の考え方、仕事の進め方で参考になったのはどん
なことですか?
■この期間で、一番学んだこと、大事だったことは何ですか?
48
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さて、改めて・・・
大組織は岐路に立たされている
49
③SNSによる社外のつながり
①低成長
②世代GAP
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
オタク的
密集集団
社会の変化を
牽引?
④新たな組織の台頭
これまで これから
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大組織の中では、
熱中し、没頭し、毎朝仕事が楽しみで仕方ない
という状態は難しくなってしまったのだろうか?
50
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大組織には大いなる存在価値がある
51
世界中に飲料水を届けている最大のプレイヤーは、エビアンやボルヴィックなど
世界的な大企業
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リンダ・グラットン:「未来企業」より
52
組織内のレジリエンスを高める
社内と社外の垣根を取り払う
社会の大きな課題に立ち向かう
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そのためには、何が必要か?
53
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現状の大組織の多くが陥っている状況
5454
???
???
:企業・組織 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
繁栄
衰退
誕生
死
大組織の多くは、社会の変化スピードにシンクロできておらず、社会とのつながりが薄れる
個人は、社会とのつながりが薄れた停滞企業に巻き込まれ、社会とつながり感を失う
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組織内部からは見えない広いシステムを捉える
55
???
???
:企業 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
より広範な世界観を
捉えられる話し合いの場
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
互いに本来取り組むべきことが見えてくる
56
???
???
:企業 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
より広範な世界観を
捉えられる話し合いの場
企業の垣根を超えて、
必要な人・モノ・金の再分
配が、社会全体という観
点で促進される
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組織そのものが存在価値を再発見する
57
社会全体のシステム
企業
個人
社会全体のシステム
企業
個人
お仕事
趣味?
社会・企業・個人が
バラバラの
世界観
個人が企業を通した
社会への貢献でつながる
世界観
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まずはどこからはじめようか?
58
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
組織内部からは見えない広いシステムを捉える
59
???
???
:企業 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
より広範な世界観を
捉えられる話し合いの場
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
サポーターという存在を大組織に提供
60
サポーターとは
メンバー1人ひとりに対して専属で、
コミュニケーションをする
サポーターの果たす本質的役割
①安全地帯を提供
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
サポーターという存在を大組織に提供
61
サポーターとは
メンバー1人ひとりに対して専属で、
コミュニケーションをする
サポーターの果たす本質的役割
①安全地帯を提供
②じっくりとした思考を支援
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
サポーターという存在を大組織に提供
62
サポーターとは
メンバー1人ひとりに対して専属で、
コミュニケーションをする
サポーターの果たす本質的役割
①安全地帯を提供
②じっくりとした思考を支援
③相互作用のきっかけを提供
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
サポーターという存在を大組織に提供
63
サポーターとは
メンバー1人ひとりに対して専属で、
コミュニケーションをする
サポーターの果たす本質的役割
①安全地帯を提供
②じっくりとした思考を支援
③相互作用のきっかけを提供
④外部のつながり・視点・刺激を提供
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
互いがどんどん他の組織のサポーターへ
64
オタク的
密集集団
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背景にあるもう1つの世界観
65
GIVE&TAKEの概念
■アメリカの社会学者:アダム・グラント氏が提唱
■一方的に与え合うギバーによる世界が、
世の中を善き方向に導く
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3つのタイプの社会との関わり方
■ギバー:
GIVE&TAKEの関係を相手の利益になるようにもっていき、
受けとる以上に与えようとする
■テイカ―:
常に、与えるより多くを受け取ろうとする
■マッチャ―:
与えることと受取ることのバランスを取ろうとする
66
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Question
67
最も成功している層
最も成功していない層
経
済
的
な
成
功
の
度
合
い
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ギバーが連なると系全体が豊かになる
68
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互いがどんどん他の組織のサポーターへ
69
オタク的
密集集団
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組織を超えて、個人同士が貢献の系をつくる
70
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特定のプロなどではなく、
こんな人なら誰でも互いに貢献できるはず
71
Integrityがある
”組織”の可能性を
信じている
Give&Takeの
価値観を持っている
柔軟性がある
アフォーダンス
がある
組織内外について、お互いの信頼を基に知った話を
相手への配慮なしに、第三者に漏らしたりしない
自分とは異なる価値観、背景、世代感を持っている人のことを
否定せずに、それらを受け入れる
世の中の動きや結果の見えない新しいことに興味を持ち、
変化を厭わず対応できる
「早く行くなら一人でいけ、遠くへいくならみんなでいけ」
大きな組織として、仲間と何かを行うことの可能性や価値を認めている
個人最適をせず、互いに系全体に貢献しようということに同意している
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組織の枠を超えたつながりが生まれるのでは?
72
???
???
:企業 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
より広範な世界観を
捉えられる話し合いの場
Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved.
互いに本来取り組むべきことが見えるのでは?
73
???
???
:企業 :個人:企業の社会的役割
凡例
社会全体のシステム
より広範な世界観を
捉えられる話し合いの場
企業の垣根を超えて、
必要な人・モノ・金の再分
配が、社会全体という観
点で促進される
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組織そのものが存在価値を再発見するのでは?
74
社会全体のシステム
企業
個人
社会全体のシステム
企業
個人
お仕事
趣味?
社会・企業・個人が
バラバラの
世界観
個人が企業を通した
社会への貢献でつながる
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YellDialogueNight20170713

  • 1. エール株式会社 Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 最新の組織論と事例をヒントに、 部下の主体性の引き出し方を磨こう • 19:30より開始しますので、お好きな席にお座りください • お飲み物・軽食をご用意しておりますので、ご自由におとりください • 開始までのひととき、どうぞごゆっくりおくつろぎください
  • 2. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 本日のゴール 「奮起してもらおうと厳しい言葉を投げると、責め立てすぎてしまう」 「任せよう任せようとは思うけれど、やる気や基礎能力が心配になってしまう」 「本当は、部下が自分からどんどん試行錯誤し、主体性を発揮してくれるようにした いんだけれどな・・・」 そんなことを感じながら日々試行錯誤する上司の方に対して、 ■脳神経科学/モチベーションに関する最新の組織論の知識を得る ■最近の多くの組織における上司と部下を取り巻く変化を理解する ■明日からの部下に対する接し方の具体的ヒントを得る + ■部下への接し方に試行錯誤する他社・他業界の方々との接点を得る 1
  • 3. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 本日の流れ 第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化 第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論 第三部:ワークセッション 2
  • 4. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 参加されるみなさんの役割 3 参加者のみなさん: • オープンに、ざっくばらんに語り合う • 相互作用によって互いの思考を深め、刺激しあい、新たな 発見を得る ファシリテータ: • 思考を刺激する情報の提供 • 進行・話し合いのプロセスのガイド
  • 5. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 本日の流れ 第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化 第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論 第三部:ワークセッション 4
  • 6. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 2015年6月時点での議論(最初の課題意識) 5 部門長: マネージャー: メンバー: 多忙多忙 コミュニケーション不足 モチベーション低下 米国Gallap社の調査結果 マネージャーからのケア量と メンバーモチベーションは比例する
  • 7. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 6 部門長: マネージャー: メンバー: クラウド上の人材 B2Bでの契約コミュニケーションの下支え 2015年6月時点での議論(最初の仮説)
  • 8. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 試行錯誤すること1年半 7 今回は、大組織を中心に展開し、試行錯誤した内容、 及び、各領域の方々との議論内容をご紹介します
  • 9. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大戦後の高度経済成長期を支えたシステム 8 国民 地方銀行 都市銀行 戦後の復興を支えた金融システム
  • 10. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大組織の存在価値 9 企業の全体戦略 個別チームのミッション 個人のテーマと目標の決定 社内で人材が決まり、プロジェクト参加者が決まる 会社の用意した人材/モノ/金で、会社で仕事 社内でサラリー/昇進+個人の信頼向上 計画が立てられる 「信頼・実績」 能力・訓練が 一定以上の人材 大規模な モノ・金の集中 効率的・安定的 利益分配
  • 11. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大組織による囲い込みが高度経済成長を実現 10 企業 企業 企業
  • 12. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 時代の変化その1:経済の停滞 11 日本の実質GDP成長率推移 成長期 停滞期
  • 13. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 時代の変化その2:年齢/世帯構成の変化 12 【20代の若手1人】に対する30〜50代の人数(単純人口比) 出所:E-statデータを基に独自制作
  • 14. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 時代の変化その2:年齢/世帯構成の変化 13 共働き世帯と専業主婦世帯の推移(単位:万世帯)
  • 15. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 時代の変化その3:SNSの急速な進展 14 出所:trends.google.co.jp/ より独自制作 2004 2008 2010 2012 20162014 SNSの利用は、2011年以降、爆発的に伸びている
  • 16. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 時代の変化その4:大組織に代わる存在 15 企業 企業 企業 ベンチャー企業 ベンチャー企業 ベンチャー企業
  • 17. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 優秀な若手経営者たちの台頭 16 ウォンテッドリー株式会社(月間150万人利用のSNS求人サービス) CEO 仲 暁子 氏(32) 1984年生まれ。京都大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。 退職後、Facebook Japanに初期メンバーとして参画。2010年9月、現ウォンテッド リーを設立し、Facebookを活用したビジネスSNS『Wantedly』を開発。 FiNC株式会社 (累計約50億円調達のヘルスケアベンチャー) CTO 南野 充則氏(27) 1989年生まれ。東京大学工学部卒。大学在学中に株式会社MEDICAの設立、並び にCDSystem株式会社の創業。東京大学在籍中に「再生エネルギー蓄電池導入 シミュレーションの開発&研究」というテーマで国際学会で世界一の座を争い 「BESTSTUDENT AWARD」を受賞する。 株式会社メタップス (2015年上場 時価総額383.6億*1) CEO 佐藤 航陽氏(30) 1986年、福島県生まれ。15歳から、自己流の商売を始め、生活費などを稼ぐように。 早稲田大学法学部中退。2007年、イーファクター株式会社(現メタップス)を設立。 2015年 東証マザーズに上場 *1:2017/3/21現在
  • 18. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 世の中を取り巻く状況の変化(まとめ) 1. 長らく続く低成長時代の影響で、事業の急速な成長の機会が減少 →仕事で熱狂し興奮し没頭するといった機会が減っている 2. 少子高齢化・人材流動化・共働きなどが著しく進展 →自分にとって参考になる「ロールモデル」が見つけにくくなる 3. 職場よりも、SNSなどを通した気の合う仲間同士で集う →仕事仲間同士で敢えてじっくり会話をする時間が減る 4. 従来の囲い込み型大組織に代わる強力なプレイヤーの登場 →将来に対する漠然とした不安、時代への取り残され感の増大 17
  • 19. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大組織の上司は、難易度が上がっている 18 ③SNSによる社外のつながり ①低成長 ②世代GAP オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 社会の変化を 牽引? ④新たな組織の台頭 これまで これから
  • 20. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司のための3つの理論 ■脳神経科学と「感情」マネジメント ■IWLの複雑性 ■「場の開放」理論 19
  • 21. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司のための3つの理論 ■脳神経科学と「感情」マネジメント ■IWLの複雑性 ■「場の開放」理論 20
  • 22. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 人間の脳の構造 21 出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
  • 23. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 感情メカニズム① 22 出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
  • 24. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 感情メカニズム② 23 出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
  • 25. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 感情メカニズム③ 24 学習性・創造性が高い 学習性・創造性は低い 出所 https://mirai.doda.jp/theme/neuroscience/emotion/
  • 26. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司への示唆 ■まずは恐怖を感じさせない ■行動を引き出すなら「予想外」な刺激を提供する ■学習が必要な領域なら、「イカリ」よりも「モトム」感情を引き出すことを狙う 25
  • 27. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司のための3つの理論 ■脳神経科学と「感情」マネジメント ■IWLの複雑性 ■「場の開放」理論 26
  • 28. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 人間の脳の構造 27
  • 29. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 28 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) Inner Work Life
  • 30. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 29 娘の学芸会に参加する休暇 を上司に認めてもらった 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↑↑↑ 感謝 よい上司に 恵まれた
  • 31. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 30 認識 感情 仕事への意欲 (行動量)
  • 32. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 31 仕事の進め方に すべてNGを出してくる 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↓↓↓ 恐怖 自分のことを 上司は嫌いなんだ
  • 33. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 32 会社のクレーム危機を 徹夜で解消した 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) 達成感が高まる 会社の危機回避を 成し遂げた ↑↑↑
  • 34. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケースA 33 L社での事業立ち上げ 「何をしたらいいか 分からない」スタート 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↑↑↑ 高揚感 自分は何でも 仕掛けてOKだ!
  • 35. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケースB 34 L社での事業立ち上げ 「何をしたらいいか 分からない」スタート 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↓↓↓ 恐怖感 やることが無く 居場所が危うい
  • 36. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケースA(裏側) 35 L社での事業立ち上げ 「何をしたらいいか 分からない」スタート 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↑↑↑過去の記憶 ヤフー勤務時代に、 0ベースのヒット企画 を連発し、表彰・昇進 を繰り返していた 高揚感 自分は何でも 仕掛けてOKだ!
  • 37. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケースB(裏側) 36 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) 過去の記憶 金融機関で、仕事が無 くなったことで、リス トラ候補になり、面談 されたことがある L社での事業立ち上げ 「何をしたらいいか 分からない」スタート ↓↓↓ 恐怖感 やることが無く 居場所が危うい
  • 38. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司への示唆 ■同じ事象に直面しても、人によって全く認識・感情・行動(IWL)は異なる反応をする ■特に、過去の記憶や体験は個人個人によって完全にユニーク(個別) ■「自分だったらこう思う」は危険きわまりない 37
  • 39. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 上司のための3つの理論 ■脳神経科学と「感情」マネジメント ■IWLの複雑性 ■「場の開放」理論 38
  • 40. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. [再掲]組織内囲い込みが困難な時代 39 ③SNSによる社外のつながり ①低成長 ②世代GAP オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 社会の変化を 牽引? ④新たな組織の台頭 これまで これから
  • 41. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 日本で最も世界の経営学で認められている研究 40
  • 42. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 「信頼」の構造: 41 相手を 「信頼」 できるか? できるのか? (能力の話) やってくれるか? (意図の話) 「安心」 =社会的不確実性が無い状況 「信頼」 =不確実性が有る状況で、 情報を元に判断
  • 43. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 日本の大企業組織は 「信頼」でなく「安心」で成立している 42 日本の典型的な大企業組織 (=やくざ的コミットメント) 相手を 「信頼」できる か? できるのか? (能力の話) やってくれる か? (意図の話) 「安心」 =社会的不確実性が無い状況 「信頼」 =不確実性が有る状況 で、情報を元に判断 • これから、ずっと長く付き合っていく可能性が高 いと、社会的不確実性が下がる ・・・お互いにやっておくほうが「得」 • 相手の情報を獲得し、不確実性を下げるという 「取引コスト」を最初から無くすことができる
  • 44. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 「安心」に立脚した環境は、なかなか抜け出せなくなる 43 日本の典型的な大企業組織 (=やくざ的コミットメント) 1:他により良い機会があってもすぐには乗り換えない、 というのがそもそもの日本の大組織の前提 2:内部に、相互の愛着や忠誠が発達する 3:組織の外部に存在する社会的不確実性の 「主観的な見積」が、どんどん大きくなる →実は、組織外に対する「一般的な信頼」は、こうした 組織に所属し続けると、どんどん低下していく 「組織外の人は、あんまり信頼できない」となっていく 日本は「安心」社会なのであって、 必ずしも「信頼」社会ではない
  • 45. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 信頼の「解き放ち」理論 44 ②組織外にもっと優秀・魅力的な 人や知見が増える ①組織内で無条件に 「安心」ができなくなる 人は結果的に、「やくざ的コミットメント」を捨てて、 外部の人間を「信頼」しようとする傾向が強くなる
  • 46. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケース(あるメディア編集長) 45 社外の人を頼り 色々と仕事を外部と行う 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↑↑↑過去の記憶 「解き放ち理論」 の成功体験を 多く持っている 充実感 最高の人材を 巻き込んでいる
  • 47. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 実際のケース(その同僚) 46 社外の人を頼り 色々と仕事を外部と行う 認識 感情 仕事への意欲 (行動量) ↓↓↓過去の記憶 「解き放ち理論」 でいう 安心社会 に浸かってきた 恐怖感 外部の人は 得体が知れない
  • 48. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 本日の流れ 第一部:「上司」を取り巻く最近の環境変化 第二部:「上司」が知っておくべき3つの理論 第三部:ワークセッション 47
  • 49. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. ワーク:2人1組で下記のインタビューを ■この期間(一ヶ月)最初に何があり、次に何があり、今に至りました か? ■この期間に、仕事上でがんばったことはどんなことですか? ■この期間の最初に思っていた仕事の進め方・予想は、合っていま したか?実際にはどうでしたか? ■自分以外の人の考え方、仕事の進め方で参考になったのはどん なことですか? ■この期間で、一番学んだこと、大事だったことは何ですか? 48
  • 50. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. さて、改めて・・・ 大組織は岐路に立たされている 49 ③SNSによる社外のつながり ①低成長 ②世代GAP オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 オタク的 密集集団 社会の変化を 牽引? ④新たな組織の台頭 これまで これから
  • 51. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大組織の中では、 熱中し、没頭し、毎朝仕事が楽しみで仕方ない という状態は難しくなってしまったのだろうか? 50
  • 52. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 大組織には大いなる存在価値がある 51 世界中に飲料水を届けている最大のプレイヤーは、エビアンやボルヴィックなど 世界的な大企業
  • 53. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. リンダ・グラットン:「未来企業」より 52 組織内のレジリエンスを高める 社内と社外の垣根を取り払う 社会の大きな課題に立ち向かう
  • 54. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. そのためには、何が必要か? 53
  • 55. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 現状の大組織の多くが陥っている状況 5454 ??? ??? :企業・組織 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム 繁栄 衰退 誕生 死 大組織の多くは、社会の変化スピードにシンクロできておらず、社会とのつながりが薄れる 個人は、社会とのつながりが薄れた停滞企業に巻き込まれ、社会とつながり感を失う
  • 56. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織内部からは見えない広いシステムを捉える 55 ??? ??? :企業 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム より広範な世界観を 捉えられる話し合いの場
  • 57. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 互いに本来取り組むべきことが見えてくる 56 ??? ??? :企業 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム より広範な世界観を 捉えられる話し合いの場 企業の垣根を超えて、 必要な人・モノ・金の再分 配が、社会全体という観 点で促進される
  • 58. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織そのものが存在価値を再発見する 57 社会全体のシステム 企業 個人 社会全体のシステム 企業 個人 お仕事 趣味? 社会・企業・個人が バラバラの 世界観 個人が企業を通した 社会への貢献でつながる 世界観
  • 59. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. まずはどこからはじめようか? 58
  • 60. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織内部からは見えない広いシステムを捉える 59 ??? ??? :企業 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム より広範な世界観を 捉えられる話し合いの場
  • 61. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. サポーターという存在を大組織に提供 60 サポーターとは メンバー1人ひとりに対して専属で、 コミュニケーションをする サポーターの果たす本質的役割 ①安全地帯を提供
  • 62. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. サポーターという存在を大組織に提供 61 サポーターとは メンバー1人ひとりに対して専属で、 コミュニケーションをする サポーターの果たす本質的役割 ①安全地帯を提供 ②じっくりとした思考を支援
  • 63. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. サポーターという存在を大組織に提供 62 サポーターとは メンバー1人ひとりに対して専属で、 コミュニケーションをする サポーターの果たす本質的役割 ①安全地帯を提供 ②じっくりとした思考を支援 ③相互作用のきっかけを提供
  • 64. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. サポーターという存在を大組織に提供 63 サポーターとは メンバー1人ひとりに対して専属で、 コミュニケーションをする サポーターの果たす本質的役割 ①安全地帯を提供 ②じっくりとした思考を支援 ③相互作用のきっかけを提供 ④外部のつながり・視点・刺激を提供
  • 65. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 互いがどんどん他の組織のサポーターへ 64 オタク的 密集集団
  • 66. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 背景にあるもう1つの世界観 65 GIVE&TAKEの概念 ■アメリカの社会学者:アダム・グラント氏が提唱 ■一方的に与え合うギバーによる世界が、 世の中を善き方向に導く
  • 67. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 3つのタイプの社会との関わり方 ■ギバー: GIVE&TAKEの関係を相手の利益になるようにもっていき、 受けとる以上に与えようとする ■テイカ―: 常に、与えるより多くを受け取ろうとする ■マッチャ―: 与えることと受取ることのバランスを取ろうとする 66
  • 68. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. Question 67 最も成功している層 最も成功していない層 経 済 的 な 成 功 の 度 合 い
  • 69. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. ギバーが連なると系全体が豊かになる 68
  • 70. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 互いがどんどん他の組織のサポーターへ 69 オタク的 密集集団
  • 71. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織を超えて、個人同士が貢献の系をつくる 70
  • 72. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 特定のプロなどではなく、 こんな人なら誰でも互いに貢献できるはず 71 Integrityがある ”組織”の可能性を 信じている Give&Takeの 価値観を持っている 柔軟性がある アフォーダンス がある 組織内外について、お互いの信頼を基に知った話を 相手への配慮なしに、第三者に漏らしたりしない 自分とは異なる価値観、背景、世代感を持っている人のことを 否定せずに、それらを受け入れる 世の中の動きや結果の見えない新しいことに興味を持ち、 変化を厭わず対応できる 「早く行くなら一人でいけ、遠くへいくならみんなでいけ」 大きな組織として、仲間と何かを行うことの可能性や価値を認めている 個人最適をせず、互いに系全体に貢献しようということに同意している
  • 73. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織の枠を超えたつながりが生まれるのでは? 72 ??? ??? :企業 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム より広範な世界観を 捉えられる話し合いの場
  • 74. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 互いに本来取り組むべきことが見えるのでは? 73 ??? ??? :企業 :個人:企業の社会的役割 凡例 社会全体のシステム より広範な世界観を 捉えられる話し合いの場 企業の垣根を超えて、 必要な人・モノ・金の再分 配が、社会全体という観 点で促進される
  • 75. Copyright © 2017 YeLL Inc. All Rights Reserved. 組織そのものが存在価値を再発見するのでは? 74 社会全体のシステム 企業 個人 社会全体のシステム 企業 個人 お仕事 趣味? 社会・企業・個人が バラバラの 世界観 個人が企業を通した 社会への貢献でつながる 世界観