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三宅 陽一郎
@miyayou
2017.5.15
@小田急サザンタワー
人工知能のための哲学塾
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東洋篇 概論
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-71333183
第一回 「荘子と人工知能の解体」
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-73165456
https://www.facebook.com/youichiro.miyake
http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇
第二回 「井筒俊彦と内面の人工知能」
経歴
京都大学(数学) 大阪大学(原子核実験物理) 東京大学
(エネルギー工学/人工知能)
高エネルギー加速器研究所(半年ぐらい。修士論文)
http://www.facebook.com/youichiro.miyake
Works (2006-2016)
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人工知能のための哲学塾
東洋哲学篇
第0夜 概観
第一夜 荘子と人工知能の解体
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
第三夜 仏教と人工知能
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
第五夜 禅と人工知能
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第一章 三宅の意識モデル
(谷淳先生のモデルをヒントとして)
人間はのろい
• 人間はとても反応がのろい
• のろい=内部に情報の長い経路を持つ
• それゆえにかしこい(?)
=自分の内側に複雑な世界のモデルを創造し、
それを動かす(シミュレーションし予測する)
非線形システム
• 数学的には非線形システムとは「カオス」(混沌)を生み出す。
http://sourcechord.hatenablog.com/entry/20071108/1194525490
谷淳
• 1981年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業。
• 千代田化工建設株式会社にてプラント配管設計。
• スタンフォード大学、ミシガン大学 人工知能(修士号)
• ソニーコンピューターサイエンス研究所
• 理化学研究所 脳科学研究センター
動的認知行動研究チーム チームリーダー
• KAIST 教授
認知ロボットの実験から考える「自己」とは?
~理研の谷淳氏が東京財団「VCASI」で講演
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091217_336516.html
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
http://sourcechord.hatenablog.com/entry/20071108/1194525490
主体と客体(谷淳)
• この図では、まず仮に主体と客体という二項対立の構造を想定
してみる。客体環境からボトムアップするセンソリの流れを主体
はある構えを持ちトップダウン的に予測し解釈しようとする。両者
の相互作用を経て認識が成立し、行為が生成される。
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
心と環境は溶け合っている
身体と環境も溶け合っている
Chaotic
主体と客体(谷淳)
• 認識の結果は主体の内部を変化させ、また生成された行為は環境
を変化させる。この相互作用を通して、主体から出発したトップダウ
ンの流れと客体から出発したボトムアップの流れは分離不可能にな
り、もはや主体と客体といった区別は無意味になる。この時に初め
て、古典的な認知論で想定されてきた、客体として操作される表象
と、それを操作する主体といった構図からも自由になれるのである。
• いかにこのような相互作用の場を構築するか、本文では筆者らが
行ってきた一連の認知ロボット実験について解説しながら、本問題
について議論していく。
• 谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
http://sourcechord.hatenablog.com/entry/20071108/1194525490
思考
思考は機能の中心であって、存在の中心ではない
意識
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
身体性とインテリジェンス
原初的な解釈の層
ある程度の知能の層
高度な知能の層
f’
f
身体性とインテリジェンス
原初的な解釈の層
ある程度の知能の層
高度な知能の層
f’
f
知能を層を経ても世界の関係性はそのまま保存される
変換によって不変な構造。イメージによる変形。
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
身体性とインテリジェンス
Gray’s anatomy
脳の中心の部位は身体とつながっている。
生理機能を司っている。
それを囲うように、辺縁体、大脳がある。
http://square.umin.ac.jp/neuroinf/brain/005.html
http://www.amazon.co.jp/Grays-Anatomy-Anatomical-Clinical-Practice/dp/0443066841
身体性とインテリジェンス
世界から吹き上がり
多層的な解釈の層
構築される意識的な世界
世界
認識の多層的な
解釈を経て
解釈される。
知能を層を経ても世界の関係性はそのまま保存される
身体
身体性とインテリジェンス
世界から吹き上がり
多層的な解釈の層
構築される意識的な世界
世界
行為のスぺクトル
身体
身体性とインテリジェンス
世界から吹き上がり
多層的な解釈の層
構築される意識的な世界
世界
行為のスぺクトル
身体
身体もまた抽象化されて知能の中で捉えられている。
身体性とインテリジェンス
世界から吹き上がり
世界
身体 ∞
0
人間は虚無と無限の間にある。
無限 = 世界
虚無 = 知性の境界
0
身体性とインテリジェンス
世界から吹き上がり
世界
身体 ∞
0
そして自分が、自然が 与えてくれた塊かたまりのなかに支えられ
て 無限と虚無とのこの二つの深淵の中間にあるのを眺め、その
不可思議を前にして恐れおののくであろう。
(パスカル「パンセ」、第二章、)
http://james.3zoku.com/kojintekina.com/pascal/pascal072.html
「人間存在とは無にさしかけられた存在である」(ハイデガー)
身体性とインテリジェンス
原初的な解釈の層
ある程度の知能の層
高度な知能の層
f’
f
身体もまた抽象化されて知能の作る世界に取り込まれる
身体
身体’
身体’’
人工知能の二つのプログラムの原理
経験の総体
S
(Body)
w
(World)
キャラクターと環境のインタラクションの中から、主体、客体、行動を
ビルドアップする = ①記号的アプローチ
人工知能の二つのプログラムの原理
経験の総体
S
(Body)
w
(World)
主体、客体、行動が混合した状態を作り出す =
②(リカレント)ニューラルネットワーク的アプローチ(コネクショニズム)
人工知能の二つのプログラムの原理
経験の総体
S
(Body)
w
(World)
キャラクターと環境のインタラクションの中から、主体、客体、行動を
ビルドアップする = ①記号的アプローチ
∞意味の起源
∞意味の起源
∞意味の起源
∞意味の起源
∞意味の起源
∞意味の起源
∞意味の起源
実際はさまざまな反射的な思考が、主導権を争っている
∞意味の起源
知能(主体)
∞意味の起源
実際はさまざまな反射的な思考が、主導権を争っている
知能(主体)意識
(自我)
サブサンプション・アーキテクチャ(ロドニー・ブルックス)
INPUT OUTPUT
時間
情報抽象度
反射的に行動
少し場合ごとに対応
抽象的に思考
理論的に考える
言語化のプロセス
= 自意識の構築化
Subsumpution Architecture
運動の実現のプロセス
= 身体運動の生成
主体(知能)
意識
∞意味の起源
自我
外部からの流れと主体的な流れの交わるポイントで意識が形成される
∞意味の起源
実際はさまざまな反射的な思考が、主導権を争っている
自我
∞意味の起源
そのインタレース(競合的状況)の上に自我がある
自我
∞意味の起源
そのインタレース(競合的状況)の上に自我がある
自我
意識の持続性
現在の思考
意
識
意
識
下
潜在的に活動しつつ待機している思考
=それぞれ問題設定が違う
(フレームが違う)
短い時間
意識の持続性
現在の思考
常にあらゆる想定される事態について
分散して思考している=いつでも主導権を
握ろうとしている。
意
識
意
識
下
意識の持続性
意
識
長い時間
意識の持続性
現在の思考
意
識
現在の思考
意識の持続性
現在の思考
意
識
現在の思考
持続的意識
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第二章 イントロダクション
- 東洋哲学と人工知能 -
東洋哲学
混沌
(理、道、無)
知能
(識)
分化
立ち返れ
そもそもここがなければ知能なんてものはない。
東洋哲学
混沌
(理、道、無)
知能
(識)
分化
立ち返れ
そもそもここがなければ知能なんてものはない。
世界
(大日如来、無、宇宙、混
沌)
東洋哲学
混沌
(理、道、無)
知能
(識)
分化
立ち返れ
アラビア
哲学
分節化=人間が認識する世界の分節化
仏教 禅
全方位 天才 横の理論 著作を分類すると
アラビア
哲学
仏教
大乗仏教
華厳仏教
禅
横断的=知能の理論=意識と本質、意味の深みへ
井筒俊彦
井筒俊彦(略歴)
1914(大正3)年 ― 1993年(平成5)年、東京都生まれ。
1931(昭和6)年、慶応大学経済学部予科に入学。のちに西脇
順三郎が教鞭をとる英文科へ転身。
1937年(昭和12)年、慶応大学英文学科助手。
1950年(昭和25)年、慶応大学文学部助教授。
1969年(昭和29)年、カナダのマギル大学教授。
1975年(昭和50)年、イラン王立哲学研究所教授。
1979年(昭和54)年、イラン革命のためテヘランを去り、以降は
日本を舞台に研究を継続。
1982年(昭和57)年、日本学士院賞、毎日出版文化章受章、朝
日賞受賞。
http://www.keio-up.co.jp/kup/izutsu/cw.html
井筒俊彦全集(以前は著作集)
井筒俊彦 英文著作 翻訳コレクション
• http://www.keio-up.co.jp/kup/sp/izutsu/index.html?maga
井筒俊彦全集(以前は著作集)
分節化=人間が認識する世界の分節化
• 生物は世界を分節化して見ている。
• 西洋的には、分節化は社会から言語(ソシュールにいる社会
的恣意性)によって押し付けられると考える。
• 東洋的には、それは内面から外へ向けての自らの分節化プ
ロセスとして表現される。
松沢哲郎「チンパンジーの心」(2000)
• チョムスキーの始めた生成文法では、言語的表現の構造を記述する
方法として樹状構造による表記法がもちいられている。(P.61)
• しいていえば、アフリカの森の暮らしのなかこそ研究すべきいろいろ
なおもしろい事象があり、認識の奥行きの深さが読み取れる。(P.65)
• こうして実際に多方面であるはずのチンパンジーの心のあり方を、多方面なまま
客観的に取り出して別の角度から重ね合わせて研究を展開していく。(P.65)
シロアリ
をつまむ
観察され
た構造
行動の
構造
行動の
対象物
シ
ロ
アリ
階層0
シロアリ
を棒で釣る
階層1
シ
ロ
アリ
棒
ヤシの種を台
石に載せてハ
ンマーで叩く
階層2
ヤ
シ
の
種
台
石
ハ
ン
マ
|
台石の下に別の台石
をかませてその上に
ヤシの種をのせてハ
ンマーで叩く
階層3
ヤ
シ
の
種
台
石
ハ
ン
マ
|
台
石
混沌と知と
• …言語は、意味論的には、一つの「現実」分節のシス
テムである。生の存在カオスの上に投げ掛けられた
言語記号の網状の枠組み。
(井筒俊彦、意味の深みへ、岩波書店、P.55)
知能
実体
=生の存在のカオス
混沌と知と
• …言語は、意味論的には、一つの「現実」分節のシステ
ムである。生の存在カオスの上に投げ掛けられた言語
記号の網状の枠組み。
(井筒俊彦、意味の深みへ、岩波書店、P.55)
知能
実体
人工知能
• 実体(混沌、すべて)がない。網だけがある。
• だから世界を受けとめられない。
シンボリズム = 記号の網
コネクショニズム = 分割するだけ
知能
実体
人工知能は
混沌的実体を持たねばならない。
• 表面的な「知能」を作っても渾沌にはなれない。
• だとしたら、人工知能は混沌的実体を持たねばならない。
• それは何か?=未分化の混沌
知能に表面的な網だけではなく、
混沌としての実体(ボディ)を持たせたい。
混沌
身体
生態
環世界
分化
精神・
言語
ニューラルネット
の世界
シンボルの世界
人工知能は
混沌的実体を持たねばならない。
ココ
知の「無」を考える
意識と存在の形而学上の「無」が、こうして意識と存在の経験的
「有」に移行する、この微妙な存在論的一次元を、荘子は「渾沌」と
呼ぶのだ。東洋思想の「渾沌」は西洋思想の「カオス」に該当する、
と私は前に書いたが、たとえ両者が表面的には同一の事態である
にしても、それの評価、位置づけは、東と西、まったく異なる。現に、
荘子のような思想家にとっては、「渾沌」(究極的には「無」)こそ存在
の真相であり深層であるのだから。
(井筒俊彦、意味の深みへ、岩波書店、P.287)
二つの知能論
•西洋の知能論 = 機能論
•東洋の知能論 = 存在論
驚くほど存在について議論しない
驚くほど機能について議論しない
二つの知能論
•西洋の知能論 = 機能論
•エージェントアーキテクチャ/
•環世界
•東洋の知能論 = 存在論
驚くほど存在について議論しない
驚くほど機能について議論しない
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
エージェント・アーキテクチャ
記憶
環世界 (哲学塾 第二回)
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
対世界
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
Sensor Effector
World Dynamics
Artificial Intelligence
Decision-MakingDecision-Making
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
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the second layer
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layer
Decision-Making
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on the top
layer
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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lowest layer (Umwelt)
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Decision-Making
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Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
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Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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lowest layer (Umwelt)
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Decision-Making
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Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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lowest layer (Umwelt)
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the second layer
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Decision-Making
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Decision-Making
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
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環世界
文化世界
高く高く行くと、高度な知能。
その果てに、終点(自意識)があるか?
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
Sensor Effector
World Dynamics
Artificial Intelligence
Decision-MakingDecision-Making
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
Decision-Making
Physical
Information
Abstract
Information
More
Abstract
Information
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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(Umwelt)
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second layer
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インフォメーション・フローは
志向性の流れを作り出している。
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
Decision-Making
Physical
Information
Abstract
Information
More
Abstract
Information
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
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(Umwelt)
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second layer
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インフォメーション・フローは
志向性の流れを作り出している。
物質からの生成的形成
情報学的自己完結
そこに西洋の人工知能の臨界点があるのか?
• 階層を昇って行っても、新しいパラダイムは拓け
ないのか?
• 自意識は複雑系やカオティックな力学系で獲得で
きるのか?
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
A
M
B
C
表層意識
言語アラヤ識
M領域
(イマージュ)
無意識
意識のゼロポイント
象徴化作用
意識化
深層
意識
領域
意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.214
A
M
B
C
表層意識
言語アラヤ識
M領域
(イマージュ)
無意識
意識のゼロポイント
象徴化作用
意識化
深層
意識
領域
意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.214
ソシュール「一般言語学講義」
• シニフィアン/シニフィエ
=語と語の意味するもの
=世界の分節化
=言葉は恣意性があり、社会から押し付けられたもの
シニフィアン
シニフィエ
• 言語アラヤ識
=内面にあるものとして想定する
意識と本質
およそ外的事物をこれこれのものとして認識し意識することが、根
源的なコトバ(内的言語)の意味文節作用に基づくものであることを
私はさきに説いた。そして、そのような内的言語の意味「種子」
(ピージャ)の場所を、「言語アラヤ識」という名で深層意識的に定位
した。「言語アラヤ識」という特殊な用語によって、私は、ソシュール
以来の言語学が、「言語」(国語、ラング、langue)と呼び慣わらして
いる言語的記号のそのまた底に、複雑な可能的意味連(?)鎖の深
層意識的空間を設定する。もしこの考え方が正しいとすれば、我々
が表層意識面でー知覚的にー外的事物、例えば目前に実在する
一本の木を意識する場合にも、その認識過程には言語アラヤ識か
ら湧き上がってくるイマージュが作用しているはずだ。なぜなら、何
らかの刺激を受けて、アラヤ識的潜在性から目覚めた意味「種子」
が、表層意識に向かって発動しだす時、それは一つ、あるいは一筋
の、イマージュを喚起するからである。
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.184)
意識と本質
裂け目も接目もない塊りに、認識の第二段階で、理性が割れ目を
つけて、「本質」と「存在」に分ける。ということは、ここで始めてXが
存在する何々として意識されるということ、例えば存在する花として。
それが本来的意味での「Xの意識」。スコラ哲学は「本質」と「存在」
へのこの分割を、理性の最も本質的な作用であると考える。そして
この本源的分割作用こそ、スコラ哲学的意味での存在論の第一歩
をなす。
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.64)
意識と本質
このような原初的「Xの意識」あるいは「Xの存在の意識」においては、
X(例えば花)はまだ花ではない。存在する花でもなければ、花が存
在するのでもない。ただ漠然とー渾然と、と言った方がより正確だ
ろう ― 無分節的に、何かが我々の意識に向かって自己を提示して
いるだけだ。エチエンヌ・ジルソン(Etienne Gilson)の言葉を使って
表現するなら、この状態におけるXは、まだ「どこにも裂け目のない
一つの存在論的塊り」(un bloc ontologique sans fisure)である。
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.64)
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
意識と本質
我々が「・・・・・・の意識」(=表層意識)によって対象的に認識し関
わり合う無数の事物からなる経験的世界が、存在の有「本質的分
節の所産であることは、既に繰り返し述べたところ。事物と我々の
日常的出合いに関する限り、この存在分節は、たしかに表層意識
領域内での事態でしかない。だが、存在分節の根は深い。それは、
表層意識の働きに尽きるものではないし、また表層意識で始めて
起こることでもない。存在分節は、実は、意識のもっとずっと深いと
ころで生起するのだ。我々が表層意識の面で見る事物の分節は、
深層で第一次的分節の結果、あるいはそれの第二次的展開に過
ぎない。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.229)
意識と本質
存在分節過程のこの遡行において、空海の鋭い眼は、存在分節の
言語的性格を見抜く。存在分節が、元来、コトバの意味の作用に夜
ものであるということは、表層意識の面だけをみていたのでは、な
かなかわからない。だが、分節された様々の事物の生起過程を意
識の深みまで追っていくと、分節そのものの言語的意味的性格が、
次第に現れてくる。すなわち、経験的事物として我々の表層意識に
現象する前に、存在分節は、深層意識において、純粋な意味形象
(イマージュ)だったのだ、ということが。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.230)
意識と本質
だから、彼(空海)の見る「空」すなわち「法身」は「有」の充実の極。
内に充実しきった「有」のエネルギーは必然的に外に向かって発出
しようとする。発出して、いまや一切万有になろうとする、この、全存
在界生起の始点において、「法身」は、空海にとって、根源的コトバ
である。根源的コトバ、まだまったく分節化されていない、絶対無分
節のコトバ。「法身」が一切万有を内蔵する「有」の極限的充実であ
るということは、すなわちそれがあらゆる存在者の意味の意味、全
存在の「深秘の意味」であるということ、つまり最も根源的な言葉で
あるということなのである。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.231)
意識と本質
一切万有を「深秘の意味」的に内蔵するこのコトバは、無数の「意
味」に分れて深層意識内に顕現する。その第一次的意味分節の場
所は言語アラヤ識。言語アラヤ識で一たん分節された意味が「想像
的」形象(イマージュ)として顕現する場所は意識のM領域。それら
の「想像的」イマージュの、経験的事物としての顕現の場所は表層
意識。この見方からすると、我々が経験界に見出す一切の存在者
は、要するに、「深秘の意味」としてのコトバ、すなわち絶対語、ある
いは絶対意味、の様々に分節された自己表出の形である。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.231)
意識と本質
有意味と無意味の問題を禅はどう考えるであろうか。言葉が本質
的に ー宿命的にーもつ意味というものの構造を禅はどう理解する
であろうか。
私がこのような形で問題を提起するのは、禅自身が言語の問題を
徹底的に無意味性というパラドキシカルな形で提起するからである。
言語の有意味的使用に対して、禅はまっこうから反抗し挑戦するか
のごとくに見える。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.356)
A
M
B
C
意識のゼロポイント
認識の種子(無分節)
本当の意味はここ
にある
意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.214
禅
禅 パラドキシカル
分節化された知識を打ち消す
意識と本質
「転識」または「有心」、すなわち経験的意識が、その根源的構造上、
「・・・・・・の意識」であり、「・・・・・・の意識」が必ず何々として分節さ
れた事物を対象(ノエーマ)とする意識(ノエーシス)であることはす
でに繰り返し述べたところ。そしてまた、そのような事物の認識が、
「本質」認知に基く認識であり、「本質」は「言語アラヤ識」の意味的
「種子」の現勢化した姿であるということをいま私は説明した。禅は
意識のあり方そのものを、このような「本質」的分節意識、個別的対
象認識意識から、絶対無分節、「非思量」的意識に翻転させること
によって、実在の無分節的真相を一挙に露見させようとする。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.131)
現象学
A
M
B
C
意識のゼロポイント
認識の種子(無分節)
空
無数の浮動的な意味体
意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.214
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
言語アラヤ識
• 言語の種子が生成し、分節化の萌芽が始まる場所
チョムスキー「ことばと認識」
(原著:1980, 翻訳:1984)
• 言語学とは、ある特定の認知領域と、精神の一能力である生
得的言語能力とに専ら関心を寄せる心理学の一分野である
と私は考えたい。ここでの議論における心理学とは、少なくと
も、行動し経験を解釈する人間の諸能力、およびこれらの能
力とその行使の基底にある諸々の心的構造に関心を寄せる
ものであり、さらに深い意味では、これらの心的構造を構築す
るより高次の能力およびその能力の基底にあるより高次な構
造に関心を寄せるものである。(P.7)
言語アラヤ識と生成文法
• 生成文法は出来上がった文法から出発する
意識と本質
この意識の三相とは、「真相」「業相」「転相」と名付けられ、『大乗
起信論』にも使われていることもあって思想史的に重要な位置を占
める。
「真相」とはすぐ後で主題となる禅の「無心」に当たるもので、実在
論的にはいわゆる真如無相、意識論的には平等無差別的ーすな
わち絶対無分節的ーに実在を見る境地。『起信論』はこれを「心真
如」とも呼ぶ。
この絶対無分節的意識が、それ自体に内在する存在分節のリア
リティーは分裂して、主・客の対立が現われる。主・客の別が現わ
れたまさにその境位における意識を「業識」(ごつしき)と呼ぶ。存在
分節の初段階だ。
(意識と本質、岩波文庫井筒俊彦、P.126)
意識と本質
次に分裂した存在の主体的側面と客体的側面とが、一方は我意
識、他方は意識から離れ独立した対象的事物の世界として確立さ
れ、「私が→花を、見る」「花が→私に、見える」という形での経験的
世界が現象する。こうして成立した経験的意識を述語的に「転識」と
名付ける。転識とは、すなわち、存在リアリティーをさまざまに分節
し、無数の分割線を引いて個々別々の事物を現出させ、個々の
別々なものとして認知されたそれらの事物の間を転々と動きまわる
「妄覚」である。意識展開の全プロセスを通じて、このような妄覚の
始点をなす「業識」が決定的転換の一線を引くものであることは言う
までもない。
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.126)
世界
世界
意識志向性
存在分節的機能
絶対無分節
意識と本質
…無意識とかアラヤ識とか呼ぶこと自体が示唆しているように、「本
質」を意識のこの深みまで追求してくれば、それらはすべて潜勢態
特有の存在性の希薄さの中に幽隠してしまうのだし、それにこの領
域には、まだ「本質」として定着できない。あるいは結晶しきれない、
無数の浮動的な意味体が結びつ解かれつしながら流れている。無
意識奥底のこの紛糾の場において、唯識哲学のうわゆる存在の種
子(ピージャ)が形成されていく。そしてそれらの「種子」が、機会あ
るごとに潜勢態を脱して「転識」的意識に現勢化し、そこに「本質」を
だして経験的事物を分節化する。
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.130)
世界
世界
意識志向性
存在分節的機能
絶対無分節
無数の浮動的
な意味体
意識と本質
「言語アラヤ識」の深みから自然に生え出してくるとしか言いようも
ないような「本質」。無意識の所産であればこそ、経験的意識にから
みつくその執拗さは凄まじく、それを払拭することの困難さは想像に
あまりある。つまり、経験的世界は、どうしても、さまざまに分節され
た個々の事物の集合として認識されるのだ。しかも、事物のこの
「本質」的分節構造を毀せば、さきにも言ったとおり、経験的世界は
たちどころに収拾のつかない混乱状態に陥ってカオス化し、意識主
体のその本来の認識機能を完全に喪失してしまう。だが、しかもな
お、禅はあえてこの危険を犯そうとする、存在の究極的真相を大任
するために、
(意識と本質、岩波文庫、井筒俊彦、P.130)
世界
世界
意識志向性
存在分節的機能
絶対無分節
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される 毀す=禅
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される 毀す=禅
毀す=禅
世界
世界
存在分節的
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される 毀す=禅
毀す=禅
毀す=禅
F.E.A.R. におけるエージェント・アーキテクチャ
Sensors
Working
Memory
Planner
BlackboardNavigation
Animation /
Movement
Targeting
Weapons
World
World
Agent Architecture Considerations for Real-Time Planning in Games (AIIDE 2005)
http://web.media.mit.edu/~jorkin/AIIDE05_Orkin_Planning.ppt
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第二夜 「井筒俊彦と内面の人工知能」
Halo
 内容:宇宙船や地表を舞台にしたSFのFPS
 開発元: BUNGIE Studio
 出版: Microsoft
 Hardware: Xbox, Windows, Mac
 出版年: 2002年
Xbox, 全米、世界を代表するFPSの一つ( Halo 500万本 Halo2 700万 国内10万本)
「愛嬌のあるNPC」とその演出で、プレイヤーからの定評を得る。
Halo NPC
ちょこまかと
動き回る。
愛嬌がある。
グラント ジャッカル エリート
手堅い。 大型。
人間
敵(コグナント) 味方
普通の人間。
Halo AI のアーキテクチャー
イベント
「敵発見」
「味方死亡」
「ダメージ受けた」
「プレイヤー発砲」
などイベントを抽出
状況解析
デモ
意識と本質
人間的「現実」 の構成原理として、文化は、それぞれ、複雑に入
り組んだ網目構造をなしており、その網目を通じて存在の混沌が秩
序づけられる。人間実存を、それのあらゆる次元において規制する
一つの世界地平が、そこに現象する。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)
意識と本質
人間は存在の本源的カオスのなかに生きてはいない。生きられな
いのだ。人間として生存することができるためには、カオスが、認識
的、存在的、行動秩序に組み上げられていなければならない。その
ような秩序ふけのメカニズムが「文化」と呼ばれるものなのである。
この意味で、人間は、秩序づけられた、すなわち、文化的に構造化
された、「世界」にいいる。カオスから文化的秩序へ。この転成のプ
ロセスを支配する人間意識の創造的働きの原理を。私は、存在の
意味分節と呼ぶ。現実的、かつ可能的に言語に結びつく意味単位
の網目構造による存在カオスの分節を考えるのである。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)
意識と本質
勿論、人間は、人間であるより以前に、先ず動物である。そして動
物もまた、それぞれの自分の「世界」(フォン・ユクスキュールのいわ
ゆる「環境世界」Umwelt)に住んでいる。ということは、すなわち、動
物もまた、種ごとに、その生物学的基本欲求と、感覚器官の形態学
的構造の特殊性とに条件づけられながら、それぞれ違った形で存
在を秩序づけている。つまり、生物は、動物的次元において、既に
存在を「分節」しているということだ。人間の存在分節のソフィスティ
ケーションに比べて、それがいかにプリミティブで、単純であるにし
ても。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)
環世界
環世界の説明(はじめ)
ユクスキュル「生物から見た世界」(原著:1933, 翻
訳:2005)
• 主体が知覚するものはすべてのその知覚世界になり、作用
するものはすべてその作用世界になるからである。知覚世界
と作用世界が連れだって環世界(Umwelt)という一つの完結
した全体を作りあげているのだ。(P.7)
• 環世界の研究の第一の課題は、動物の環境の中の諸知覚
標識からその動物の知覚標識を探り出し、それでその動物の
環世界を組み立てることである。(P.28)
主体と客体はどう結ばれるか?
客体
(対象)
関係がある 知覚作用
機能環
効果器
受容器
知覚と作用で客体を“つかんでいる“
客体
“現実”(主観世界)の構成要素
ユクスキュル/クリサート 「生物から見た世界」 (岩波文庫)
知覚世界活動世界
作用器官 知覚器官
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921,
前野佳彦訳:2012)
• こうしてはじめて、すべての動物的行動の基幹に、ひとつの閉じ
た環が埋め込まれていることがわかってくる。その環は行動に
おいて、主体と客体を連結している。(p.75)
世界無限
こうした諸々の機能環によって、すべての動物の、その固有の環境と
緊密に連結される。 ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
世界無限
こうした諸々の機能環によって、すべての動物の、その固有の環境と
緊密に連結される。 ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
環世界のイメージ
環世界=「かたつむりの殻」のように、生物それぞれが持ちつつ、
それが世界であり、それ以外の世界へ逸脱できない世界。
• すべての動物種は、彼固有の「環境」(Umwelt)の中心を占めて
いる。彼は、その「環境」に対して、自律的な主体として登場す
る。
• すべての動物種の「環境」は、「知覚世界」と「活動世界」に二分
することができる。この二分された世界は、動物の身体という
「内的世界」によって、ふたたびひとつの全体へ統合されている。
• すべての動物種の「環境」には、当該の動物種に
のみ属する事物しか存在しない。
• すべての生物を包括するような 、唯一の普遍的かつ
絶対的な空間、唯一の普遍的かつ絶対的な時間
というものは存在しない。(P.330)
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921,
翻訳:2012)
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921,
翻訳:2012)
• …当該の動物の体制に照応して、その動物に影響を及ぼす上述の諸
作用のみが、動物固有の世界を構成する要因として残るのである。
この要因の数および相互の共属性は体制によって規定されている。
外的要因と体制とのこの本質的連関が慎重に解明されたとき、それ
ぞれの動物を取り巻く、われわれのそれとはまったく異なるひとつの
新しい世界の環が閉じ完成する。それがつまりはその動物の「環境」
(seine Umwelt)である。(P.13)
• 「環境」の要因が客観的に存在するように、この「環境」という外的要
因によって当該の動物の神経系の内部に喚起される作用もまた、客
観的に把握されねばならない。これらの作用もまた、外的要因の場
合と同様に、体制によって選択され制御されているからである。体制
とこの諸作用が共働して、動物の「内的世界」を形成する。(P.14)
• この「内的世界」は、客観的な研究の偽らざる成果であって、心理学
的な思弁によって曇らされてはならない。(P.14)
機能環
効果器
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮
興奮
受容器(刺激→興奮(記号))
機能環
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
機能環
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
中枢神経網
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
中枢神経網は興奮(記号)を受け取り、
その興奮の分別を行い(=何を知覚しているか)、
活動神経網を興奮させる(=筋肉を動かす)。
対世界
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
高等動物の中枢神経系内に確立された固有の世界を、
その動物の「対世界」と呼ぶことにしたい。(P.256)
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
対世界
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
対世界
対世界
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
対世界
自然が動物を強いて自己に適応させるのではない。
まったくその反対に、動物自身が、彼固有のものである自然そのもの
を(「環境」を)自分の固有の欲求にしたがって形成するのである。
(P.256)
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
環世界
対世界
活動神経網
知覚神経網
興奮(記号)
対世界
中枢神経網
対世界
活動神経網
知覚神経網
興奮(記号)
対世界
興奮
興奮
興奮
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
中枢神経網
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
対世界がひとたび確立されると、それはすべての受容器に対して
いちじるしい牽引力を発揮する。
それにより、受容器と一般的な神経網とのあいだに確立していた
直接的関係はしだいに稀薄となり、それに代わって「対世界」と
受容器の神経網が結合されて行くことになる。 (P.258)
ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
進化と共に、この筋肉と神経の使い方が
高度に(巧みに)なっている。
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
進化と共に、この筋肉と神経の使い方が
高度に(巧みに)なっている。
http://pictkan.com/ http://coneta.jp/2705.html/img_0934
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
進化と共に、この筋肉と神経の使い方が
高度に(巧みに)なっている。
http://freephoto.artworks-inter.net/https://www.pakutaso.com/20130846218post-3136.html
Yafüt™
http://free-images.gatag.net/2013/03/19/160000.html
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
進化と共に、この筋肉と神経の使い方が
高度に(巧みに)なっている。
対世界
活動神経網 知覚神経網
興奮(記号)
興奮
対世界
興奮
興奮
興奮
運動形態
さまざまな興奮(=記号)の
組み合わせから、事物を分別する。
特定の筋肉を動かすように
興奮を促す。
中枢神経網
進化と共に、この筋肉と神経の使い方が
高度に(巧みに)なっている。
我々は常に行為をドライブされている。
環世界の説明(おわり)
転識
世界
世界
絶対無分節
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在的,
認識的 = 文化
行動秩序
意識と本質
動物であるかぎりにおいて、人間もまた、原初的には、独自の「環
境世界」に住んでいる。「環境世界」とは、種と個体の存続にたいし
て直接関与的な、動物の生物的存在の秩序である。動物的存在の
必要に応じて分節された事物・事象と、それら相互の関係とが構築
する自然的世界。諸他の動物の種と並んで、人間もたんに動物の
一つの種として存続するためなら、この純生物的存在分節、存在の
自然的秩序づけだけで充分であったろう。だが、幸か不幸か、人間
はこの生物的、第一次的存在分節の上に、もう一つの、まったく異
質の存在分節を付け加えた。それが「文化」と呼ばれるものなので
ある。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)
環世界
意識と本質
この第二次的、非自然的、「文化」的存在分節によって、人間はほ
かの一切の動物から自らを決定的に区別し、動物世界一般から高
く超出した。もっと、それがもとで、人間はえいえん的に脱出できぬ
一つの獄屋、「言語の獄屋」(ジームソン)のなかに自らを閉じ込め
ることにもなった。
ジームソンの主著の表題をなす「言語の獄屋」という表現は、文化
の本質的(否定的)一側面を見事に描き出す。第一次的存在分節
から第二次的存在分節への転移は、まさに言語を仲介として生起
するものだからである。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)環世界
意識と本質
いまここで問題にしている第二次的存在分節とは、要するに、言
語的意味表彰の鋳型を通じて存在のカオスを様々に区切り、そこに
成立する意味的分節単位の秩序として、第二次的に「世界」を組立
てることにほからならない。言語こそ人間を動物一般から超出させ
るものだ、とレヴィ=ストロースは言っている。「自然」と「文化」との
間の境界線は言語である、とも。
(意味の深みへ、岩波書店、井筒俊彦、P.52)
レヴィ=
ストロース
レヴィ=ストロース(はじめ)
レヴィ・ストロース(1908-2009)
• 構造主義を世に広める。
• フランスで哲学教授資格を得て、ブラジルのサンパウロへ社会学
の教授として赴任。
• アマゾン河流域の原住民へのフィールドワークを行う。
• ニューヨークの研究所に滞在し、フィールドワークを行いながら、亡
命してきた、ヤコブソンから構造学的な言語学を知る。
• フィールドワークの成果を構造を通して、「構造人類学」として結実。
• 異なる神話の中に同じ構造を見出す。
• 異なる民族の中に同じ婚姻構造を見出す。
• フランスに帰り、社会人類学の講座をコレージュ・ド・フランスに開く
(1959年)。
レヴィ・ストロース「構造人類学」
(原著:1958年、訳:1972年 荒川幾男・生松敬三・川田順造・佐々木明・田島節夫)
• (1) 神話が意味をもつとすれば、その意味は神話の構成
に入って来る個々の要素ではなく、それらの意味が結び
付けられている仕方にもとづいている。
• (2) 神話は言語の種類に属し、その構成部分をなしてい
る。とはいえ、神話の中で用いられる言語は特殊な諸性
格を示す。
• (3) これらの諸性格は、言語表現の通例の水準より上に
しかもとめることができない。換言すれば、それらは他の
何らかの言語表現の中に見いだされるものよりも複雑な
性質のものである。
(構造人類学、みすず書房、P.233)
構造主義とは?
一見異なる、対象の中にも、共通する(数学的、記号的)構造がある。
神話A 神話B 神話C
レヴィ=ストロース(おわり)
Decision-Making
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Object image
on the top
layer
インフォメーション・フローは
志向性の流れを作り出してい
Decision-Making
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Object image
on the top
layer
インフォメーション・フローは
志向性の流れを作り出してい
環世界
文化世界
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在の混沌
生態による分節化
=環世界による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
文化世界
環世界
(対世界)
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
阿頼耶識から生まれた
ものが、人間にさまざま
なものを見せる。
=煩悩
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
この阿頼耶識から認識が立ち上がるプロセスを実装
できないか? それは現象学の志向性に通じる。
時間
環境からの力
環境からの力
環境からの力
知能を動かす力
知能を動かす力
知能を動かす力
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第五章
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
言葉のない世界
イブン・アラビーの存在論(アラビア哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
アーラム・アム・ミサール
(根源的イマージュの世界)
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
アーラム・
アム・ミ
サール
存在的多者の領域
対象からなる世界
(=言葉で分節化された世界)
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程
=自己の存在を
奥深く還元する
下降過程
=奥底の何かが
自己を世界において
顕現しようとする
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程
下降過程
上昇過程・下降過程
仏教: 向上・向下
(不覚 → 覚 → 不覚)
仏教: 向上門・却来門
仏教: 掃蕩門・建立門
浄土真宗: 住相・環相
スーフィズム: 上昇・下降
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程
存在のゼロポイント
=道(老子)
=絶対的一者(アハド)(イブン・アラビー)
=空=無
=光の光
=存在の零度(ロラン・バルト)
=絶対の無=絶対の有
=真空が妙有に切り替わるとおころ
=無極即太極(宋代の易学、周廉渓)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程三角形の全体を生命的エネルギーの自己展開の有機
的体系とみること。
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程
光を失って「存在が見えて来る」
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在のゼロポイント=絶対的一者(アハド)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程アハド
アハディーヤ
(絶対一者性の領域)
ワーヒディーヤ
(潜在的分節化の領域
=存在原型を形作る領域)
カスラ
(多者の存在の相)
ワーヒド(一)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.123
存在のゼロポイント=絶対的一者(アハド)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程アハド
アハディーヤ
(絶対一者性の領域)
ワーヒディーヤ
(潜在的分節化の領域
=存在原型を形作る領域)
カスラ
(多者の存在の相)
ワーヒド(一)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.123
存在のゼロポイント=絶対的一者(アハド)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程アハド
アハディーヤ
(絶対一者性の領域)
ワーヒディーヤ
(潜在的分節化の領域
=存在原型を形作る領域)
カスラ
(多者の存在の相)
ワーヒド(一)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.123
哲学者の
世界
預言者の世界
神の世界
本日のコンテンツ
第一章 三宅の意識モデル
第二章 イントロダクション - 東洋哲学と人工知能 -
第三章 井筒俊彦の意識の構造モデル
第四章 言語アラヤ識からの意識モデル
第五章 イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
第六章 機能的モデル(西洋)と存在論(東洋)の対立
第六章
機能的モデル(西洋的モデル)と
存在論(東洋的モデル)の対立
西洋型ボトムアップ機能モデル
東洋型トップダウン型存在論
二つのモデルと対立と融合
第六章
機能的モデル(西洋的モデル)と
存在論(東洋的モデル)の対立
西洋型ボトムアップ機能モデル
東洋型トップダウン型存在論
二つのモデルと対立と融合
西洋型ボトムアップ機能モデル
物質と知覚 (べルクソン)
物
作用
反作用
作用に対してすぐに返って来る=物
物質と知覚 (べルクソン)
物
作用
反作用
作用に対してすぐに返って来る=物
知性
作用
反作用
作用と反作用の間の遅延=知能
作用に対してすぐには返って来ない
=知性
物質と知覚 (べルクソン)
物
作用
反作用
作用に対してすぐに返って来る=物
知性
作用
反作用
作用と反作用の間の遅延=知能
作用に対してすぐには返って来ない
=知性
線形システム
非線形システム
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
線形システム
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
記憶
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
記憶
非線形システム
物質と知覚 (べルクソン)
物質と知覚 (べルクソン)
物質と知覚 (べルクソン)
物質と知覚 (べルクソン)
物質と知覚 (べルクソン)
知能
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
知能の極点
知能
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
知能の極点
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
意志決定
知能の極点
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
物質としての自分
世界の動的な一部
としての自分
生物としての自分
知性としての
自分
知能の極点
社会の一部
としての自分
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
物としての自分
世界の動的な一部
としての自分
生物としての自分
知性としての
自分
社会の一部
としての自分
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
知能の極点
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
虚無
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
知能の極点
構築的
モデルの果て
第六章
機能的モデル(西洋的モデル)と
存在論(東洋的モデル)の対立
西洋型ボトムアップ機能モデル
東洋型トップダウン型存在論
二つのモデルと対立と融合
東洋型トップダウン型存在論
存在のゼロポイント=絶対的一者(アハド)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程アハド
アハディーヤ
(絶対一者性の領域)
ワーヒディーヤ
(潜在的分節化の領域
=存在原型を形作る領域)
カスラ
(多者の存在の相)
ワーヒド(一)
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程
存在のゼロポイント
=道(老子)
=絶対的一者(アハド)(イブン・アラビー)
=空=無
=光の光
=存在の零度(ロラン・バルト)
=絶対の無=絶対の有
=真空が妙有に切り替わるとおころ
=無極即太極(宋代の易学、周廉渓)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在のゼロポイント=絶対的一者(アハド)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程アハド
アハディーヤ
(絶対一者性の領域)
ワーヒディーヤ
(潜在的分節化の領域
=存在原型を形作る領域)
カスラ
(多者の存在の相)
ワーヒド(一)
第六章
機能的モデル(西洋的モデル)と
存在論(東洋的モデル)の対立
西洋型ボトムアップ機能モデル
東洋型トップダウン型存在論
二つのモデルと対立と融合
二つのモデルの対立と融合
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
物質としての自分
世界の動的な一部
としての自分
生物としての自分
知性としての
自分
社会の一部
としての自分
神秘主義的・本質的下降
物質からの生成的形成
神秘主義的・本質的下降
物質からの生成的形成
まさにここで
東洋と西洋が
対立している
虚無
西洋=ボトムアップ=構築的虚無
一なる全
(すべての源泉)
東洋=チップダウン=全なるもの
一なる全
(すべての源泉)
東洋=チップダウン=全なるもの
存在のゼロポイント
=道(老子)
=絶対的一者(アハド)
=空=無
=光の光
=存在の零度(ロラン・バルト)
=絶対の無=絶対の有
=真空が妙有に切り替わるところ
=無極即太極(周廉渓)
神秘主義的・本質的下降
物質からの生成的形成
まさにここで
東洋と西洋が
つながっている
神秘主義的・本質的下降
物質からの生成的形成
まさにここで
東洋と西洋が
つながっている
まずは思考実験として、
二つのモデルをつないだとしたら、
どうなるか、考えてみよう。
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
まさにここで
東洋と西洋が
つながっている
ボトムアップとトップダウンがある世界
トップダウンの果てには一なる全がある
ボトムアップの果てには物質世界がある
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
人工知能モデル
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
存在=自己を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為(アポトーシス)と存在(ホメオタシス)の
連鎖が知性を作って行く。
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を
共創する場
=自分自身は
一瞬一瞬作られ
る存在である
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
共創する場
人工知能モデル
トムアップの流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
自己存在と
世界内存在が
融合する
(お互いが引き
戻し融合する)
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
消滅
消滅
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
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